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2006年08月23日

意外と難しい、白の染み抜き。

染み抜きで、意外と難しいのが白の染み抜き。

最近はご自分で染み抜きをされるお客様が増えてきて、白だからとやったら大変なことになった、と言うお客様が結構いらっしゃいます。

何故、白い生地の染み抜きが難しいのか?

原因の一つが、白にも種類があることにあります。

ひとえに白といっても、実はみんな違うんですね。
少し茶色がかったような生成り、白、オフホワイト、色々あります。
しかし、一般の方にとっては、どれも白、なんですね。

真っ白と言うのは本来ある色ではないんです。
厳密ではないんですが、白に着色されている、といった表現が近いかもしれません。
ですので、白だからと染み抜きをして、その部分が真っ白でなくなり、かえってシミっぽく見えてしまった、と言うケースも良く起こります。

また、生成りなどは、漂白してしまい色が抜けてしまって目立つようになってしまったという事もあります。

白だからと安易に染み抜きをすると恐いんですよ。

もし、そのしみを落としたいのであれば、何にもしないですぐ信頼できるクリーニング屋さんへ持ち込むのが、落ちる確率が高いです。
何か処置してしまうと、かえって落ちづらくなってしまう事の方が多いですので、大事な衣類はそのまま持ち込んだ方がいいですね。

道具や薬品が揃っている方が、早いですし安全です。
ご自分でやられるのは大変良い事だと思います。
しかし、リスクもあるし、やはりプロがやるのとは結果に差があることを考慮して、よく選んでみてください。

自分でやるもの、プロに任せるもの、選別は必要です。

投稿者 boribori : 2006年08月23日 23:51

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