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2008年02月01日

分かるんです。

復活してきました。
お客さんに聞いて回っても、今年の風邪は一週間ほどかかるらしいので安心は出来ませんが、とりあえず日常を送れそうな気配です。

さて、ちょうど寝込む前でしょうか、テレビでクレームの話がありましたね。
特番で、いろいろな業種のびっくりなクレームの話を面白おかしく取り上げていた番組です。

朝、新聞を見たときに、直感でクリーニング屋さんの話が出るな?と思っていました。
案の定と言いますか、出たらしいのですが、全部を見ることが出来なかったんです。
仕事が長引きまして、ようやく仕事を終え、テレビの前に座り、チャンネルを帰ると、クリーニング屋さんの社長さんがクレームの対応をしている姿が。
やっぱりなあと思っていると、どうも聞いたことある声だったんですよね。

私の友達でした。

このお友達、クリーニング業界でも有名な人で、いち早くクレームについて対策を取られてきた方です。
法の整備が甘かったこの業界に一石を投じるため、クレームに対する本を書いたり。
ですから、このクレームについての番組には適任だなあと前から思っていたんですね。

最初から見ていなかったので、どんなクレームか良く分からなかったのですが、話が進むうちになんとなく見えてきます。
洗ったらなにやら変化した、と言うことのようで、それについてのクレームのようでした。
お客様が言うには、買ってまだ数年しか経っていない、との事。

そこで、友達が調べたところ、数年なんてとんでもない、16年前に作られたものだったんですね。

しかし、このような話、実はよくあります。
16年前のものを数年前と偽るのはさすがに少ないですが、首を傾げるくらいの誤差は良くあるんですね。
純粋に勘違いもあるでしょうし、意図的にしていることもあるでしょう。
でも、分かるのはこれだけではないんです。

商品の値段、バーゲンの有無、寸法、もろもろ分かってくるんですね。
ですから、お客様が申告なさったお値段があまりにもかけ離れている、何てこともしばしばあるわけです。
誤解なら訂正すれば問題ないのですが、厄介なのが意図的に吹っかけられているとき。

クリーニング事故など、クリーニング店側にあきらかにミスがあったとしても、過剰な要求はお答えしかねます。
適正な対応、これに尽きるんですね。

被害を被ったのだから、少しばかり色つけてもいいじゃないか、そういう気持ちもあるのかなあ。
でも、逆効果だと思うんですよね。
少しでも多く取ろうとして大げさに言えばいうほど、逆にお店側は疑問を感じ始めるような気がするんです。

お互い円滑に進めるように、正直が一番ですね。

お客様もお店側も、疑われるような行動は控えるのが一番です。
しかし、16年物を買って間もないとは・・・。
分からないと思ったんでしょうかね。

投稿者 boribori : 2008年02月01日 23:02

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