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2008年05月09日

まだ使えるのに・・・。

集配に出ていると、いろいろなごみを見かけます。
府中市はゴミ箱がありますが、近隣の市では個別回収が基本。
大きなごみも各家庭の前に置いてあることが多いんです。

ここ最近、衣類がよく捨てられているのを目にします。

衣類はリサイクル出来ますから、そういった用途で置いてあることが多い。
衣類の次に多いのが布団類ですね。

本当にここ最近、布団を捨てているのをよく目にします。

衣類や布団を捨てるのってどこで判断しているのでしょうか?
今回見かけた布団は明らかに、まだ全然使えます。
捨てる理由が見当たらないんです。

汚れがひどいのか?
傷んできたのか?

最近は汚れがひどくて捨てるという人がかなりいらっしゃるんですよね。
生地も薄切れていないし、確かに汚れてはいるけど洗濯やクリーニングで十分きれいになる。
しかし、おそらく捨てている人からすると、きれいになるとは到底思えないんでしょう。

なんかねえ、非常にもったいない。

別に使い捨てをしている訳ではないのでしょうが、再生すると思ってもらえてないのがね。

最近、本当に多いんですよ、お客様からのクリーニング業に対する不満が。
不満をぶつけてきてくれて、クリーニング屋さんを探してくれている人は全然良いんです。
まだ、ほんの少しでも希望を持っていてくれるんですから。

しかし、中には諦めている人も多数いらっしゃいます。

資源が少なくなっている現代で、クリーニング業ってそれ自体、社会貢献になるいい仕事だと思うんです。
それが、諦められたり、信用されなくなったりなんて、困った話ですね。
どうしても職人ですから、お客様にアピールしてこなかった側面があります。
自分から宣伝するなんて、恥ずかしいって。
きちんとした仕事をしていれば、分かってもらえるって、みんな信じていたんです。

しかし、現実はそうはならなかった。

ちゃんとやっているクリーニング屋さんはここでお客様に伝えないといけないと思います。
お客様も皆さんのことを探しているんです。
でも、なかなか見つからなくて困っている。

自分たちの仕事に誇りを持ってもいいんではないかなとおもいます。
商売ですが立派に社会貢献をしている、そう思います。

投稿者 boribori : 2008年05月09日 23:31

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