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2008年12月18日

需要と供給のバランス。

ニュースでまた原油の価格が下がったとありました。
しかし物凄い下落っぷりですね。
上がるときも半分あきれていましたけど、下がるときも同じように感じるんだなあと思いました。

夕方、出入りの資材商さんがやってきまして、原油価格の影響から資材の価格についていろいろとはなしをしていたんです。
溶剤も年明け落ちるのは決定しているんだけど、いったいどれくらい下がる見込みなのか、と。

しかし、資材商さんの答えは分からないの一点張り。
まだ、メーカーからの回答はないようです。

メーカーからしても難しいところで、この一年の間にクリーニング屋さんも何かしらの対策をとってきました。
需要と供給のバランスといいましょうか、すでに使う溶剤の量もかなり減っているんですね。
回収装置も普及し始めて、溶剤が売れないんだそうで。

となると、いくら原油価格が下がってきても、上がった分だけ下げることが難しいんだと思います。

また、他の資材に関しても、反映されないんですよね。
上がるときは簡単に上がるのに。
ストック分がはけるまで・・・、なんていう理由のようなんですけど、それは上がるときも同じ事を言ったんですけどね。

包装資材も、減ってきているようです。
こちらは、ごみの収集方法の変化で、袋は要らない、というお客様が増えてきたというのもあるようです。
日野市のクリーニング屋さんでは、お渡し用の袋が激減したとうわさで聞いたことがあります。
となると、やはり包装資材もなかなか下がりづらいのかなあと思うんですよね・・・。

みんなの努力で上がったコストに対応してきたんですが、いったん下がり始めるとそれがまたネックになるなんて因果なものです。
安くなったからといって、大量に使うなんていう時代でもないですしね。
必要な分を必要なだけ使いたい、そんな時代だから余計厳しいのかもしれません。

需要と供給のバランスがどこで落ち着くのか、しばらくざわつくんでしょうね。

投稿者 boribori : 2008年12月18日 23:03

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