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2005年06月21日

何でも断るクリーニング屋???

先日、集配のご依頼があってお伺いした時の話。

お電話をいただいた時にも、『洗えないと断られた品物があるんですが・・・・・』と言われまして、色々と想像を膨らましながらお伺いしました。

早速見させていただくと、確かに気になる所はあるけど断らなくてもいいんじゃない?というような品物。
何で断ったのか?正直分りませんでした。

奥さんが旦那さんに何で断られたの?と聞くと、

『あそこのクリーニング屋は何でも断るんだよ。』

ですって。
うーん、ついにここまできたかという感じです。

色々な服が売られていて、確かに問題があるものも売られています。
装飾品が不用意につけられていたり、合わないもの同士で服が作られていたり。
また、表面は何にも問題がないように見えるのに、裏側にこっそりと接着剤でつけられていたり。

そして、気付かないでクリーニングしてしまう事で、縮んだり、剥がれたりと言うような事故が起きてしまいます。
普通にクリーニングをして事故が起きてしまうということ自体、問題だとは思うのですが、これがなかなか話が進まないんですね。
アパレルさんと連絡をとっても、クリーニングの事に詳しいわけではないので見当違いの話になってしまったり、自分たちに責任はないと突っぱねられたり。

そして、結局クリーニング店が弁償する。

きっと、そんな事の繰り返しで危ないと思ったら断っちゃうのかもしれません。
心情的には分らなくもないのですが、私たちも勉強しないといけませんね。

クリーニングのプロとして、事故を起こさないようにクリーニングできないのか?常に考える必要もあると思います。
また、本当にクリーニングできない物も、お客様にお知らせして、何故出来ないのか?理由も教えてあげるべきでしょう。

一番の解決への近道は、アパレルさんとクリーニング業者との相互に情報交換が取れればいいんですけどね。
なかなか、うまくいきません。
表示の問題で解決できる事も沢山あります。

服は着れば汚れるし、汚れたら洗ってまた着る、と言うサイクルがあります。
みんなが関係していると言う視点で、次の人たちへ情報が回るようにしてあげられると本当にいいんだけどなあ。

安心して服を着る事が出来るように。

投稿者 boribori : 2005年06月21日 23:58

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