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2006年01月18日

取りに伺います。お届けにあがります。

電話でお問い合わせを頂いた時に、この質問が一番多いかもしれません。

『集配ってあるんですけど、取りに来て頂けるんですか?』

ご安心ください、伺いますよ~。

当店のHPには集配と言う言葉を使っているのですが、実はこの言葉、かなり悩んだんです。
というのは、集配と言う言葉が浸透しているのか、疑問だったんですね。

集配・・・、読んで字の如し、集めに伺いますし、お届けもします。
しかし、最近はあまり集配と言う言葉を使わないので、お客様に伝わるのかな?と正直不安でした。
どちらかと言えば、宅配の方が分りやすいと思いますし、中にはピックアップサービスと言う方がぴんと来る人もいるようです。

実際は、やはり集配とかかれていても不安なようで、電話でもう一度聞かれることが多いんです。

この集配、私たちクリーニング業者の中では、外交と呼ばれています。
一般の方には馴染みがないかもしれません。
今のクリーニングの原型はアメリカ軍へお伺いする仕事だったので、外交と呼んだんじゃないでしょうか。

日本での洗濯屋さんの出発点は紺屋さんです。
昔は、染物屋さんがクリーニングもやっていたんですね。

言葉も色々ありますから、伝えようと思うと、言葉も慎重に選ばないと意味が伝わりませんね。

ですからもう一度ここで。

取りに伺います。お届けにあがります。
ご安心ください。m(__)m

もし、不安に感じたら、電話をくださいね。
ちゃんとご説明します。

投稿者 boribori : 2006年01月18日 23:51

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コメント

そうなんですよね。
集配がお客様に伝わりにくい言葉だと、クリーニングでの検索キーワードを意識するまで気づきませんでした^^;

集配・外交・宅配・デリバリー・・・・
なにが理解されてる言葉なのか知っておかないと、相手のいない土俵で相撲しないといけなくなりますから。。
また、それぞれの言葉の意味の違いをどこまで考えちゃうのかとか。
クリーニング屋さんが宅配とデリバリーは違うんだ!と差別化しても、お客様の方で同一視されているんであれば、結局は同じなのだと思いますし。
なら、一番浸透している言葉を使ったほうがいいのかな?っと、考えたり・・・
苦手な分野です^^;

投稿者 松井真 : 2006年01月19日 15:08

真君、まいど。

そう、考えるよね。
私たち業者では当たり前の言葉でも、一般の人には通用しない言葉は山のようにあるし。
きっと、言葉だけじゃなくて、仕事の内容もほとんどが伝わってないと思うんだ。
昔は、どこの家庭でも裁縫をしたし、服を作れる人なんてざらにいたから、黙っていてもお互い通じ合えたしね。
今は服を商品として買ってくるから、素材含めいろいろな事を知らない人が増えた。
クリーニングの仕事もそうだと思う。

だから、私たちが伝えていかないとね。
知ってもらう事で、もっと上手に生活してもらいたいし、上手に着てもらいたいし。

考えるのはいいことだよ。
もっともっと考えようね。
きっと何か生まれるはずです。

投稿者 boribori : 2006年01月20日 00:45

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