« 機械も進化しているけど。 | メイン | 洗うとき注意するもの。 »

2008年09月18日

流行は回っている。

クリーニングの仕事をしていていつも思うことがあります。
それは、流行って、何年か周期で戻ってくるよなあって。

流行といいましてもここでの流行とは生地のこと。
クリーニングをしていると、その年の流行の衣類が出てくるので傾向と言うか特色と言うか、なんとなく見えてくるんですね。

で、それが数年起きに同じようにやってくるんです。

今日、テレビのアメトークと言う特番で、花の47年組と言うコーナーがありました。
昭和47年生まれの芸人さんをあつめ、そのときの懐かしい話や流行ったものなどを語り合っていくというコーナー。
今日は、22歳から23歳までの時のことを話していました。

当時の映像を交えながらなのですが、季節はどうやら冬。
着ている服がダウンがめちゃくちゃ多いんですね。

私も47年生まれでその当時は、クリーニング学校に通い始め、クリーニング屋さんになる第一歩を歩き始めた頃だったんです。

ダウン、そういえば流行ったなあと。
クリーニング屋さんは、どうしても流行と事故がリンクします。
ある特定の衣類が流行ると、粗悪品が出たり、素材そのものの問題でクリーニングした時に事故が起こったりするんですね。
そして、それらの情報は、業界紙に取り上げられたり、組合から各組合員へ情報として伝わったりするんです。

この商品で事故が多発しているので注意、とか。

ダウンは、やはり粗悪品が多く、縫い目が破裂して中のダウンが出てしまうといった事故や、洗った時に、中のダウンにこびりついていた鳥の油が染み出し、しみになってしまった、などの報告が多数あったんですね。

ダウンを扱う時の基本的な注意事項だと思うのですが、ダウンが流行ると業界紙などで事故注意!を良く見かけるようになります。

事故とリンクしますから、その情報を目にするたびに、あれ?この事故の注意は3年前にもあったな、とか思い出すんですね。

問題のある衣類ならアパレルさんがその素材を使わないなり、何か対策を取ってから出せばいいのにといつも思うのですが、商品として出てくる時はたいてい問題点はそのまま・・・。
ですので、いつも同じような注意報が出てくるんです。

もっとも、最初に出す所はちゃんとしているんでしょうが、後からまねして出す所が怪しいんですよね。
たいてい、まねしているので簡単にできていたり、粗悪品だったり。
そして、一番困るのが、パッと作って売ったら逃げちゃうパターン。
問題が起きて問い合わせをしても、もぬけの殻、なんていう事もあります。

これも、流行のようによく起こりますね。

服の流行は生地だけではなくもちろんデザインもあります。
これも数年起きにきたりしますよね。
面白いものです。

でもちょっとだけ思うのは、過去に問題があったならきちんと修正しようよ、と。
同じ間違いを繰り返しているのはなんとも歯がゆい気がします。

投稿者 boribori : 2008年09月18日 23:38

コメント

コメントしてください




保存しますか?