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2006年05月17日

水洗いがしたい

本日も先日のmixiの重曹研究会のイベントで気になった話。

重曹研究会のイベントですから、重曹を使ってご家庭でしみを落としたりするのが目的で、集まって体験をしているわけです。
当然、いろいろなものをご家庭で水洗いをしたいと言う願いがあります。

何故、水洗いをしたいのか?
お話しをうかがっているといくつか理由がありそうです。

・ クリーニング代がかからなくるから
・ クリーニング屋さんで落ちないしみをどうにかしたいから
・ 環境に優しそうだから

そのお気持ち、よく分ります。
しみを落としたいと言う気持ちは本当に強いようで、クリーニング屋さんがきちんと落としてあげれば解決する事なのになあと言う気もしますね。
また、参加された方の中には、着物も水洗いをしたいと言う人もいました。
クリーニング屋さんに持ち込んで水洗いをお願いしたけど断られたそうです。

基本的に、衣類は水洗いをする事はできると思います。
ただし!色が薄くなったり縮んだりといったリスクは当然ついてきます。
だから、各メーカー、変化が起き易いので水洗い禁止のマークをつけるようです。

その服を着る人がどこまで許容できるか?それ次第で水洗いでも十分対応できるでしょう。

水洗いには以下のようなリスクが伴います。

・ 毛羽立つ
・ 色が薄くなる
・ 縮む
・ ヨレヨレになる

これらの変化を少なくするために洗剤や薬剤をうまく使っていくのですが、それでも多少なりとも変化はおきます。

そもそもドライクリーニングが何故開発されたかと言うと、水洗いで色が薄くなったり生地が変化するのを起こさせないようにするためです。

クリーニングの技術も上がっていますから、ドライクリーニングでも汚れが落ちますし、水洗いをしても変化が少なくなってきています。
どちらを選ぶかは、お客様の好みです。
どちらにもメリットはありますし、デメリットもあります。

水洗いが一番!と言うわけではありません。
自分のライフスタイル、好みなどいろいろ考慮して、選ぶことが重要だと思います。

ドライクリーニングは、きちんと選ぶようにしてくださいね。
お店を選ばないと、汚れが落ちてきませんので。

こうして考えると、クリーニングの情報は幅が広いですね。
一般の方が知っておいた方がいい話がたくさんありすぎて、大変かもしれません。

一軒、本当に任せられるクリーニング屋さんをつかまえるのが一番でしょうか。

投稿者 boribori : 2006年05月17日 23:45

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