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2006年08月15日

ペットがなくなったときは

うちの猫がなくなって1週間。
先日、病院の方へお支払いも済ませ、何となくですが、一段落ついた気分です。

あまり体験したくない事ですが、ペットをなくされた方の参考になればと思い、なくなったらどうするか、まとめてみようと思います。

ミーちゃんがなくなって、まず真っ先にどうしようか考えたのが、遺体の処理でした。
病院に駆けつけたときにはまだ息があり、その後息を引き取ったのですが、私たちは遺体を引き取る事にしました。

理由は、最後に家族に会わせたいから。

病院では、亡くなった遺体をきちんと包んで頂き、ペット用の棺代わりの箱に入れてくださいました。
母が受け取ろうとすると、『結構です。』といわれ、そのまま担当の先生が丁寧に車まで抱えて運んでくれました。
その後、走り去る車を、担当の先生、院長先生、看護婦さん、みなさんが頭を下げて見えなくなるま見送ってくれたそうです。

その後、遺体が帰ってきてから、みんなで一晩明かす事になります。

翌朝、火葬をするべく慈恵院さんへ。

ここはペットの火葬をしてくれる所なんですが、引き取りもしてくれるそうで、犬などの大型犬で連れて行けない人は電話をすると引き取りに着てくれるそうです。

私たちは、ミーちゃんを連れて行って来ました。
火葬の種類もいくつかありまして、合同葬にするのか、個別にするのか選択が出来ます。
しかも、個別の場合は立会いも出来るとかで、飼い主の都合に合わせて、遺体を保管もしてくれるそうです。

ミーちゃんは寂しがり屋だったので合同葬にしました。

焼かれてから一週間後、お休みに入ったので、お墓参りへ行ったんですが、行ってみてびっくり。
物凄い人なんですね。

しかも、ペット用のお墓まであるんですが、お墓に刻まれたペットの名前の多さにさらにびっくりしてしまいました。
何匹も飼って、最後はここに入れてあげているんでしょうね。

中には、ハムスターのお墓まであります。

ペット用のお墓を見て思ったのが、人間のお墓よりもお墓参りされているんじゃないか?と思うんです。
人間のお墓は、ともすれば何年も放置されていたりしますが、ペット用のお墓ではそんな様子も見られません。

何が違うのかなあ・・・・・、と考えてしまいました。
人よりも愛情が注ぎ易いのか?

そして、このお墓に猫が何匹かいるんですが、この猫たちが人懐っこいんですね。
なんでだろ?と思ったんですが、よく考えてみれば、猫や犬を亡くした方々が来るんだから、当然ペットが嫌いな人はいないでしょう。
その猫たちに、自分のペットをダブらせて、かわいがってもらっているんでしょうね。

新小金井街道から、ちょっと入ったところにある静かな場所です。

慈恵院のHP

ペットを飼っていると、いつかはこんな日が着てしまうかもしれません。
考えたくない事ですが、知っておくと、慌てないで済むかも知れません。

なお、野良が車に引かれたときなどは、市役所へ連絡をすると処理してくれるようです。
見かけたら、電話をしてあげてくださいね。

亡くなってから、支払いまでは一週間ほど時間が空きました。
お支払いに行った時に、担当の先生によろしくお伝えください、といった所、わざわざ出てきていただいて、挨拶をして頂きました。
しかも、『お力になれなくて申し訳ごございません』と言うお言葉までいただきました。

請求書の明細を見てびっくりです。
やれるだけの事はやったと言うのが伝わってくる治療内容でした。
酸素室にはいって、点滴を受けているだけではなく、色々な注射や検査、レントゲンなども、こと細かく見てくださっていました。
残念な結果になったのは仕方がありませんが、結果がそうなっただけであって、先生方には心より感謝をしております。

動物病院は本当にいろいろらしいです。
いい病院は探しておくようにしましょう。

この投稿が参考になる人が一人でも少なくなるように・・・。

投稿者 boribori : 2006年08月15日 23:46

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