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2008年01月18日

いかにやる気を引き出せるか。

クリーニング業界には、勉強会・研究会と銘打つものがたくさん存在しています。
大きなものから、有志が集まるような小さいものまで入れるとかなりの量になるのではないでしょうか。

現在、私はどこかに所属しているというわけではないのですが、友達に呼んでもらったり、自分で興味があるものなんかですと、お邪魔するようにしているんです。
最近は、とある集まりによく顔を出しているんですが、たまに運営側の話など深い話を聞く機会があります。

組織というのは難しいもので、ある程度の規模になったり、組織になってから時間が経過すると途端に当初の目的から外れることがあるんですね。
勉強・研究が目的で集まったはずなのに、所属していることだけで満足してしまう。
しかし、運営を任されているほうはそれでいい訳はありませんから、いろいろと試行錯誤しながら会員に向けて情報を発信するんです。

そう、やる気を出してもらうために。

しかし、それが一番難しいんですよね。
私も勉強会を主催していたことがありますので、よく分かる。

クリーニング屋さんは職人ですから、なかなか人の話を聞いてくれません。
でも、心のどこかに不安があるから勉強会に来ているわけで、勉強をする気はあるんです。
でも、いざ核心に迫る話になると、どうしても話が聞けなくなってしまったりします。

おそらく本人さえも気づいていないであろう、矛盾ですね。

今友達が同じところで悩んでいます。
どうすればいいのか、どうすればみんなやる気が出てくるのか。
おそらくね、一人じゃ駄目だと思うんです。
仲間を増やしていき、徐々に盛り上げていくしかないんでしょうね。
で、私もそのお手伝いをします。
昔、同じ苦労をしていますから、どうすればいいか、どうして欲しいか良く分かるつもりです。

本来なら、同業ということで商売敵なのかもしれません。
しかし、今はそんなことを言っていられる時代ではないんですよね。
下手すると業界そのものがなくなる可能性だってありえる、そんな時代です。

クリーニング屋さん側にもたくさんの課題があります。
一社一社が独自にやっていればいいという時代ではないんですね。
なくした信用は、クリーニング業界全体に向けられています。
せめてね、それをクリヤーにするまでは、業界全体で手を取り合ってもいいんではないか、そう思うんです。

こんな話をすると、大きな話をするなあと友達に言われたりしますが、これとよく似た話が環境問題だと思うんです。
ちょっとしたごみが、ちょっとした無駄が、確実に環境を破壊している。
元に戻すには、ちょっとした事からはじめなければいけません。

環境の話を取り出すとなんとなくですが、分かっていただけるようなんですが、まさに同じなんですよ。
すでに他の業界では、業の存続をかけていろいろと取り組んでいます。
原油の影響も確実に出ていることですしね、ここらでがんばらないと。

お邪魔している会が、少しでも良くなるように。
参加しているみんなが来て良かったと思えるように。
お手伝いさせてもらいましょう。

投稿者 boribori : 2008年01月18日 23:07

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