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2008年01月25日

受付と工場

コメントを読ませていただいて、受付と工場の難しさを感じました。
仕事をしていると、確かに受付と工場は分かれていたほうがやりやすいのかな?と思うこともしばしばあります。

仕上がった品物を管理すると言うのはとても大変で、また品物を預かりするのも神経を使うからです。

しかし、分業にすると、そこでまた問題が出るんですね。

クリーニングって、委託業です。
自分たちで製造しているのではなく、人様のものをお預かりして、綺麗にしています。
この、人様のものお預かりしている、と言う状況は仕事をしていく上で、高い壁になる事があるんです。

しみ抜きひとつとっても、これが製造業だったなら、失敗してもまた別のものにすればいいや、ですんでしまいます。
所が、委託業の場合、失敗して、別のもので・・・、となかなか行かないんですね。
代わりのもので納得してくれるお客様のほうが多いのですが、思い入れのあるもの、記念のものなど、時には代わりがきかないものもあります。

失敗できない、そんなプレッシャーがあるんですね。

これが、後々大きく響いてくるんです。
受付をして、工場に送る、と言うことは洗う作業を人に任せると言うことになります。
送った先が信頼の置ける仕事をしてくれていればいいのですが、これがなかなか難しい。
作る仕事とは違い、綺麗にする仕事です。
汚れ具合も違えば素材も違う。

結果、綺麗になるものと綺麗にならないものとが出てきます。

これが自分で洗っていたのなら、綺麗にならなくても諦めがつくんです。
ここまでしたのに落ちなかったんだから仕方がないかな、と。

ところが、工場へ送っていると、どこまでしたのかわからない。
もしかしたら、もう少し手を加えたら綺麗になるかも?そういった感情が出てきます。

これだけならまだいいのですが、次第に仕上がりに不安が出てくると、任せるのも怖くなってしまいます。
一度怖いと思うと、出せなくなるんです・・・・・。

受付ってお客様と一番近いところにいます。
ですから、感情移入もしやすいし、受付の不安がお客様に敏感に伝わってしまいます。

一人、私の知り合いでとても上手に取次店と付き合っている社長さんがいます。
この人のすごいところは、毎日取次店を回っているんです。
そして、何か分からないこと、不安な事は無いですかと、聞いて回っているんですね。
この細やかさが受付の人たちに安心を与え、自信に代わり、安心してお客様にお勧めできるようになっているようです。

しかし、ここまで出来る人がいるか?と言われると、実際は厳しいでしょうね・・・。
他の業種ではそういった専門の方がいますよね。
エリアマネージャーとか言う人たち。
でも、クリーニング業は、規模が小さいのでなかなかそこまで手が回らないんです。

大きく見えますが、意外と小さいクリーニング業。
微妙な感じですね。

でも、受付と工場の意思の疎通は図っておくほうがいいですね。
受付の人が知っているお客様の情報が工場に伝われば、仕上げももちろん変わりますし、きめ細かい対応も出来る。
工場側から、気になる点を受付に伝えておけば、それがお客様にも伝わる。
結果、受付の知識も上がり、お客様も預けやすくなる。

むかし、支店と本店の情報のやり取りをやりやすくするために、社長にじかに連絡を取れるようにした人がいましたね。
会社の中がものすごく通りがよくなったと聞きました。
こんな思い切ったことが出来る人はなかなかいないんですけどね。

受付と工場、両方とも大事、ですね。

投稿者 boribori : 2008年01月25日 23:03

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