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2006年07月31日

お店を選ぶ理由の一つ

今日は涼しかったです。
お客さんが言うにはそうでもなかったらしいのですが、何せ湿気がないだけで全然違います。
午前中はいい風も入ってきたし、気持ちよく仕事が出来ました。

そんな中、お客様がご来店。
お持ちになった品物は、カシミヤの半コートで、裏地がシルク100%。

これ、かなりいいものです。
お値段を聞くと○○万円。
そうだと思いました、何せ、裏地がシルクですからねえ。
表がカシミヤで裏がシルクなんて着易さ倍増です。
軽いし暖かいし。

ところがこの半コート、表のカシミヤが固くなっています。
所々毛玉が出来ているし。

お客様のお話だと、去年は4、5回しか着ていないそうです。
そのわりには、傷みが激しすぎます。
前回のクリーニングはいつ頃かお尋ねすると、昨年の春だとおっしゃいます。

どうやらクリーニングに問題があったようです。

そこでお客様から衝撃的な発言が。

○○(有名なスーパー)の中にあるクリーニング屋さんで洗ってもらったの。

お客さん、そんな所で洗ってはダメにしちゃいますよ・・・。(-_-;)
色がおかしい所を見ると、逆汚染もしているようです。
よく虫に食われませんでしたね、と聞くと、防虫対策がしっかりと出来ていたんです。
ここまで大事に保管ができる人が何故、そんなクリーニング屋さんに出したのか?不思議で思わず聞いてしまいました。

どうしてそのクリーニング屋さんを選んだのか。
それは、有名なスーパーにあるお店だから、何かあったら責任とってもらえるだろうと思った、と言うんですね。
取次店のようなところは危ないし、何かあっても責任とってもらえないと思って、スーパーの中にあるお店なら大丈夫だろう、と考えたらしいです。

出すときも、注意して、デラックスの一点洗いでお願いしたとおっしゃいます。
しかし、とてもそんな扱いをしていないんです・・・。

そのお客様はこうもおっしゃいました。
危ないから下手にクリーニング出来ない、と。

私も仕事を離れれば、一消費者ですから、気持ちもわかります。
同じ物でも高いと知りつつデパートで買う事がありますから。
それは同じ理由で、アフターフォローがしっかりしていると言う安心感です。

では、同じ感覚をクリーニングに持ち込むことが出来るか?と言うと、残念ながらノー。
クリーニング屋さんを選んで出店させているといった話は、今まで聞いたことがありません。
クリーニングなんて、入っていればいいんでしょうか・・・。

スーパーやデパートもそうですが、今出来ているマンションも同じです。
高級を売りにしているのに、クリーニングサービスはあっても、そのクリーニング自体をよく吟味していません。
入っているのは、質のよくないクリーニング屋さんばかり。
もともとの値段が安いのに、割増で料金を頂いて高級感だけ出しているものが多いですね。

何故、クリーニングを選ばないんでしょうか?
どこも同じように出来上がってくると思っているんでしょうか。

新しい町に引っ越してきた時に病院やクリーニング屋さんは皆さん探すほど苦労するものなんです。
ただあればいいというものではありません。
きちんと選んで、テナントとして入れたり、マンションの中に業者として入れたりするようになるといいのになあ・・・。

いつか、当マンションには、厳選したクリーニング屋さんが入っています、とか、当モールには技術を誇る○○クリーニングが入っています、なんて目玉になってくれるといいですね。

その前に、クリーニングが危ないって言わせる現状も考えなければいけません。
同業の皆様、少し話してみませんか?

投稿者 boribori : 23:05 | コメント (0)

2006年07月30日

考える事は同じ。

関東地方も、めでたく梅雨明けしたようです。
今年は梅雨が長かったですねえ。
しかも、暑いし。

湿気の恐ろしさを改めて感じました。

本日のお休みは、午前中にミーちゃんのお見舞いへ。

おかげさまでいろいろな方から、励ましのメールを頂きました。
今朝の様子を見ていますと、いくらか意識がはっきりとしているようです。
ただ、小さい動物と言う事もあって、非常に難しいようなんですね。
炎症反応が下がっていない事等を考えるとまだ安心は出来ません。
週明け、先生と手術の相談があります。

土曜日に動物病院から電話をいただきまして、面会時間は5分と決められていたので、ささっと顔を見せ、声をかけ、頭をなでて病院を後にしました。

突然、病院から電話が入ると、一気に緊張感が走ります。
病状の説明だったんですけどね。
最近、電話が鳴るのが怖いです。

お見舞いの後、今度は八王子のお墓へお墓参りです。
夏休みの日曜日だから混んでいるかな?と思っていると、そうでもなくすんなりと走れます。
約1時間弱でお墓に到着。

八王子の山の上にあるお墓なので、見晴らしだけはいいんです。
めっちゃ遠いのが難点ですが・・・。

それから後が大変でした。
お昼過ぎになっていたのでそば屋さんで昼食を取る事に。
高尾周辺ではおいしいお蕎麦屋さんが多くあります。
今日は、館町にあるお蕎麦屋さんへ。

お蕎麦もおいしかったんですが、魚沼産のコシヒカリで炊いた御飯がサービスでついてきてこれがまたおいしい。
魚沼産、さすがです。

その後に、子供の虫かごを買おうと言う事になりまして、一路100円ショップへ。

今の100円ショップは凄いですよね。
虫かごからアミまで何でも揃います。
私が子供の頃はアミだって籠だって400円から500円くらいはしていたはずなんですけどねえ。
だから、翌シーズンも使える様にきちんと仕舞っておいたし、多少壊れても何とかしながら使っていたもんです。

でも、これだけ安くなると使い捨てになっちゃうんですかね。

どこかにあるだろう・・・、と走っていると見つけました、100円ショップ。
小さいお店だったのですが、入ってみるとアウトドア用品がない・・・。
棚にすき間があるのを見ていると、どうやら売れちゃったらしい・・・。

大きい所へ行こうか?となりまして、ずずずぃーっと走りつづけて、小田急 黒川駅近くのダイソーへ。
ここはお店が大きいですし、商品の品揃えも凄いですから、きっとあるだろう、と思って入ってみると・・・・、ないんです。

残っているのは、網だけ。

しかも、あたしたちと同じように、空いている棚を見て落胆している家族が。
考える事は皆さん同じってことなんでしょう。

結局、そのまま帰るのも癪なのでダイソーで適当に購入。
目的以外のものを買って子供と嫁さんは満足。

うーん、でも引き下がれないなあ・・・・・、今日の私は粘ります。(笑)

結局、そこから5分ほどの京王 若葉台駅にあるお店で無事に虫かごを購入する事が出来ました。
ここでなかったら、次は調布に行こうかなと考えていたので、良かったです。
虫かご探しに何十キロ走るのかってことになりかねません。

今日は他に予定があったんですけどねえ。
予定は未定、なかなか上手くいきません。

梅雨明けした事だし、来週からしばらく大変でしょうか。
今日は早く寝て、明日からまた頑張りましょう。

投稿者 boribori : 22:09 | コメント (4)

2006年07月29日

給水に失敗。

曇り空ですが、それでも暑い。
気温はそれほどでもないんですけどね。
セミも少しずつですが鳴き初めて来ました。

今日は仕事が終わったのが10時ちょっと前。
もう閉店時間ギリギリです。

この時期、こんなに遅くまで仕事をするのは珍しいのですが、この暑さで背広のクリーニングが増えているというのがあります。
ベタベタになっているのでクリーニングしたいんでしょうね。

しかし、洗うとまた厄介だったりします。
結構長く着ているので、何層にも汗が染み付いており、一度洗うと隠れた汗染みがわんさか出て来るんですね。
洗ったほうが奥にあるシミがでてきて目立ってしまうんです。
急ぎのクリーニングで来ているのですが、そのままではお客さんも気持ち悪いでしょうから、急いで再洗いに回します。

そんなこんなで時間がかかるのですが、今日遅れた理由は別にあるんです。

給水に失敗しました。(泣)

只でさえ暑く、蒸気を浴びながら仕事をしているので、汗を非常にかきます。
熱中症に注意しながら、小刻みに水分を取っているんですが、たまに失敗するんです。

もうちょっと仕事してから水分取ろうかな?なんてやっていると、汗をかかなくなり、急に体がだるくなるんです。
そして、ふらふらっとしてきて、動作が緩慢になります。

こうなるともうダメ。
能率が下がりますし、元の状態に戻すには休まないといけません。
冷たい飲み物を飲んで、横になり、首筋に氷を当てて血を冷やすんです。
20分くらい休むと、元に戻りバリバリ仕事が出来ます。

こうならない様にするにはこまめな給水が必要です。
きちんと水分を取っていると、暑いですが汗をかきながら順調に仕事が進んでいきます。
一定のリズムで、休憩をそんなに取らずに、仕事が出来るんですね。

そう、マラソンと同じかもしれません・・・。

汗をかくのって嫌ですが、汗をかく事で体温の上昇を抑えています。
そして、人間も機械も熱に弱い・・・。

今年は特に暑いような気がしていますから、これから梅雨明け後、水分補給に注意しないと本当に危なさそうです。

皆さんも、水分補給には注意してくださいね。

投稿者 boribori : 23:03 | コメント (0)

2006年07月28日

お休みの前後は注意しましょう。

夏休みに入りまして、集配に出かけても、不在のお宅が増えて来ました。
ここ数年、企業のお盆休みの分散化から、休みのようで休みじゃない、そんなお盆が続いています。

どういう事かといいますと、お盆休みが3つくらいに分かれているんですよ。
8月第一週を休めるグループ、第二週を休めるグループ、第三週を休めるグループ。
するとですね、結果的に、人数は少ないけど企業は常に動いていると言う状態になりまして、クリーニングの需要事態は少ないのに、休むのも難しい、と言う状態になるんです。

夏場で汗をかくし、着替えたいし洗いたいし。
ですから、私たちクリーニング屋さんは、なるべくお客様のお休みとあわせるようにしているんですね。
お客様がお休みなら、シャツなどのクリーニングもありませんから。

しかししかし、
話はそう簡単には行かないのであります。

休み前の需要と言うのがありまして、休み前にクリーニング屋さんへ持っていこう!と言うのがあるんですね。
ここが大変な所でして、夏場は預かった品物は洗ってしまわないといけません。
汗がついていて、高温に晒されると、カビが生えるからです。

クリーニング屋さんの連休前日に、しかも閉まる直前に持ち込んだりすると、もう大変。
お店は休みですが、翌日工場は仕事をしているなんて事もしばしばあります。
また、お客様は休み明けに品物を着たいと思うでしょう。
しかし、休みに入ってしまうと工場も動きませんので、休み明けに品物が仕上がっていません。

★ クリーニングを上手に使うためのポイントです。

連休の前後は、しっかりとお店のお休みの予定を聞いておきましょう。
そして、いつまでに持ち込めば出来上がるかも聞いておくようにしましょう。

クリーニング屋さんの頭の中には、いつもお客様の着る予定などが入っています。
ですから、大抵のクリーニング屋さんでは、ギリギリまで対応してくれると思います。
閉まっている間洗えないと困るだろうなあ、とか、休みの間のシャツ間に合うかなあ、など、いつも気にしているはずです。

当店でも、今年のお休みが長いので、お休みの前は集めたものをなるべくお渡しするようにしています。
たとえば、翌週お届けのものをお休み前日にお届けするとか。
葬儀屋さんなどでは、今年も金曜日にお預かりしたものを土曜日にお届けする事になると思います。

こんな感じで、皆さんの着用の予定がなるべく狂わないように動きます。

皆さんもお使いのクリーニング屋さんに相談してみてくださいね。
お休みの最中に、慌てないようにしましょう。

投稿者 boribori : 23:49 | コメント (0)

2006年07月27日

何とか帰ってきて欲しい・・・。

今朝、思いも寄らない悲劇が起こりました。

8時ちょっと前のことです。
お隣さんから、インターフォンで呼ばれ、外に出てみると、うちの猫が倒れていました。

どうやら、屋上から落ちたらしい・・・。

すでに、意識も朦朧としていて、呼吸が乱れ、体がだらんとした状態でした。
すぐに動物病院へ電話し、診てもらう事に。

最初に行った病院では、背骨の骨折と脊髄の損傷、あごの骨折と診断。
下半身はすでに感覚がないようです。
病院において予後を見ますか?と言われたんですが、一旦連れ帰って更に病院を探す事にしました。

探した病院へ電話をし、すぐさま連れて行ってレントゲンやら血液検査。
更に詳しい状況が分り、肝臓もやられているようです。

今後どうなるか、正直わかりません。
予断を許さない状況になっています。
いつも屋上で遊んでいるのに、何で今日に限って落ちたのか。
考えれば考えるほど、涙が出てきます・・・。

うちの猫、ミーちゃんにはたくさんのファンがいます。
今日も、たくさんの方が会いに着てくれました。

たかがペット。
されどペット。

癒されるとかそんな事は考えもしませんでしたが、長く一緒に生活をしていると、家族とペットにしか通じない共通の感覚があります。

正直言いまして、身をそがれるような思いです。
本当に辛い。

病院で治療を受けているミーちゃんに、頑張れとか、待っているとかしかいえない自分が本当に嫌です。

あんなに辛そうにしているのに、まだ頑張れってかわいそうなんじゃないのかな?
ミーちゃんだって、頑張っているのにこれ以上何をどう我慢させるんだろうか。

ずーっと頭の中で考えていました。

それでも、何とかして帰ってきて欲しい。
下半身不随でも、死ぬまで面倒を見るから、生きて帰ってきて欲しいと心から願っています。

お客さんもみんな待っている。

ミーちゃんファンの皆様、本当に申し訳ございませんが、もうしばらくお待ちください。
今はいませんが、じきに帰ってきてくれると信じています。
帰ってきたら、思いっきりかわいがってあげてくださいね。

投稿者 boribori : 23:32 | コメント (0)

2006年07月26日

困った時は聞くのが一番です。

今日は暑かったですね。
梅雨が明けてしまったか?と思っていたら、どうやら今日一日だけのよう・・・。
来週へ持越しでしょうか。

今日は、突然の出来事にびっくりしてしまいました。
お昼頃にお客様からのお問い合わせがあったので、メールを打っていたんです。
書き終わり、送信しようとすると、送信出来ない。

今まで普通に使えていたはずなのに・・・。

パソコンのトラブルは今までもいやと言うほど経験しているので、とりあえず落ち着いてから、再起動。
でも変わりなし。

暑いから熱暴走かな?と思い、扇風機をパソコンに当ててしばし冷やしてから再起動・・・。
さっきよりは動きに切れが出てきたようです。
これで送れるかな?と思っていたんですが、やはり送れず。

私のメール環境はちょっとっ特殊でして、使っているプロバイダーと使っているアドレスが違うんです。
とりあえず、どのメールアドレスから送れないのかテストすると、全部送れません。

なにやら、これはトラブルと言うよりは別の事なんではないかと思いまして、仕事を早めに片付けて検索です。

すると、どうもプロバイダーの方で今日から変わったらしい・・・。
設定を変えないと、メールが送れなくなったようです。

きっと、メルマガかなんかでちゃんと告知していたんでしょうね。
とりあえず目を通すようにしないと、痛い目に合います。

プロバイダーの設定画面から、直す所をチェックし、メールソフトの設定を修正。
さー、これで送れるぞ!と意気込んでいたら、お店のアドレスだけ送れません。
プライベート用のアドレスは普通に送信できるようになったんですが・・・。

時間も夜になって7時を過ぎたところで、詳しい人に電話をする事にしました。
相手は、このHPのお世話になっているSさん。
電話をすると、慌てずに、すぐ解決してくれました。

やはり設定を変えたんですが、プロバイダーの方では載っていなかったんですね。
そして、何故彼がすぐ即答をしたかと言いますと、同じ事例が私で二人目だったんだそうで。
こちらもお友達の、神奈川のNさん。
全く同じ事例なので、すぐ分ったんだそうです。

あまり特殊な事例は調べる事が出来なくて困ります。
普通が一番だなあと、こういう時に思います。

悩みましたが、無事に解決しお客様へメールも送れたし、全部解決です。

一度経験したので、同じような事例なら私も教えてあげられるようになりました。

わからない事は、より詳しい人へ聞くのが一番早いですね。
みなさんも、クリーニングや洗濯で判らないことがありましたら、遠慮なくお問い合わせください。

聞くのが早いってこともありますよ。

投稿者 boribori : 23:49 | コメント (0)

2006年07月25日

車の運転には注意しましょう。

いよいよ夏休みに入り、早いお客様はもうお出かけになったりしています。
これから8月お盆過ぎまでは不定期な集配になりますね。

毎年思うのですが、夏休みのこの時期と春休みの時期は、結構危ないんです。
なにがって、車の運転が。

理由は色々あるんですが、ざっくばらんに言いますと、なれないドライバーの運転と無茶する若者の運転に原因があるかと。

前者の、慣れないドライバーはある意味仕方ないですよね。
せっかくのレジャーでのドライブでしょうし、周りの人もちょっと譲ってあげればすみます。
車間距離を無理に詰めず、少し余裕を持って運転していれば、恐くありません。

恐いのは、運転が楽しくてしょうがない若者のドライバー。
かなりのスピードであおってきて、急に進路変更などをして抜いていきます。
バイクなんかは、音がしたな?と思った瞬間、横を物凄いスピードですり抜けていきますね。

若者が悪いなんてこれっぽっちも思いませんし、免許取り立てで車やバイクがあれば乗りたくてしょうがないのも分ります。
自分でも覚えはありますしね。

でもね、これだけは覚えておいて。
車やバイクはおもちゃじゃないし、道路はレース場ではない。
もし、そのような遊びがしたいなら、しかるべき場所へ行くのが筋だと思う。
公道は、さまざまな人がいる。
車もいればバイクもいるし、歩行者も出てくるかもしれない。
みんなが若いわけじゃなくて、色々な年の人が運転している。

そして、一度事故を起こすと大変な事になる。

仮に死者や怪我人が出なくても、修理や相手との対応で物凄い労力がかかるだろう。
自分だけではなく、友達にも家族にも迷惑がかかる。

私は以前、交通事故を間近で見たことがある。
その後、現場検証にも付き合ったし、調書もとった事がある。
不幸が重なって起きた事故だったけど、一度事故が起きると当事者だけでなく周りもすべて巻き込んでいくというのをその時経験した。
運転手はまだ25歳。
プロのドライバーでも、事故は起きるんだ。

自分だけは特別じゃない。
自分がいかに上手くても回避できないものもある。

色々な人がいるからこそ、少しだけ、譲ってあげようね。

こんな事書く様になるとおやじなんだろうなあ・・・。
でも、どんな人でも不幸になって欲しくはないし。

皆さんもお出かけする事があると思いますが、あせらず、無理せず、安全運転で行きましょうね。

投稿者 boribori : 23:10 | コメント (0)

2006年07月24日

相性の悪いシャツ。

ほぼ毎日Yシャツを仕上げているのですが、機械と相性の悪いシャツがたまにあります。

機械と言っても、人形のボディーに着せるので、サイズなど決まっているんです。
大きすぎるものは合いませんし、小さすぎるのも合いません。
しかし、大きすぎでもなく、小さすぎでもないのになぜか合わないものがあるんです。

そのシャツだけかと思うと、そのお客様のシャツがほぼ合わないんです。

きっと、微妙に袖の長さや首周りなど合わないんでしょうね。
シワができるところもいつも同じですから、たぶん間違いないと思います。

しかし、逆にいうと、このシャツはおそらくお客様にとっては着易いんでしょう。
人形の形どおりの体の人なんていません。
体のサイズに合わせているからこそ、人形に合わないんですから。

以前ここでも書きましたが、シャツでも体に合わせて作ったものでは全然疲れ方が違います。
完全なオーダーはまだまだ高いですが、袖の長さや首周り、肩幅など簡単なオーダーなら比較的安く購入する事も出来ます。

既製品もデザインが優れているものがありますし、いいのですが、セミオーダーのシャツも体にはいいですよ。
中には既製品と同じような価格で作ってくれるところもあるようです。

このような情報は、口コミが一番なんですね。
色々な人に聞いてみましょう。
既製品と変わらない値段でスーツを仕立てている人もいます。
そういう人を見つけて、ぜひ紹介してもらってください。

いい商品を着ると、体が楽でやみつきになりますよ。
肌触りとは違う、縫製の着心地のよさをぜひ味わって欲しいです。

投稿者 boribori : 23:14 | コメント (0)

2006年07月23日

七輪で焼く餅はおいしい。

そろそろ梅雨が明けてもいい頃なのですが、そんな気配すら見せず、空は曇り模様。
ここ二ヶ月ほど、休日はすっきりとした晴れが無いですね。
来週末辺りには、晴れ間が出てくるでしょうか。

ここ最近の休日は、夏に向けての準備が多いです。
準備と言いましても、部屋の片付けが主で、残りは買い物でしょうか。
かくいう私のお役目は、子供を連れて時間稼ぎ。

きっと、世のお父さん方は私の気持ちが少しはわかっていただけるはずです。
だって、スーパーにあるちょっとしたゲームコーナーやおもちゃ売り場には、子連れのお父さんがたくさんですもの。

軽く会釈をしながら、ひっそりとアイコンタクト。

『ああ、あなたもですか。』
「ええ、私もです。』

なんていう心の中の会話が聞こえてきそうです。

そんなこんなで、お昼過ぎまで子供を連れて買い物に。
小さいプールを買ったので、水道ホースやエアーポンプなど買って来ました。
夏休みに入ったんだなあと実感したのは、私の前後のファミリーがキャンプ用品を買っていったこと。
きっと、夏休みに出かけるんでしょうね。

帰って来ると、掃除も一段落して、休んでいます。
なにやら、こそこそと相談しているので何事かと思いきや、聖蹟桜ヶ丘の銭湯へ行くらしい。
ここ中河原にも銭湯はあったんですが、今は無くなってしまいました。

銭湯へ行きたい時は、お隣の分倍河原か聖蹟桜ヶ丘に行かなければなりません。

相談の結果、私と嫁さんと一番下のチビは家に残り、片付けと夕食の準備。
上の子供二人とばばたちはお風呂へ行く事に。
出かけ際に、炭熾して置くように、と言われたので、帰ってくる頃を見計らいまして、炭を熾していました。

炭を熾すと言っても、そんなに難しいわけじゃありません。
火熾し機に炭を入れ、コンロにかけるだけ。
弱火で時間をかけると安全に火が熾せます。
時間にして、30分弱ですかね。

炭を熾せと言う事は、焼肉か何かだと思い、七輪も用意。
6時過ぎには全部の準備が整いました。

久しぶりのお風呂は気持ちが良かったのでしょう。
結局帰って来たのが7時近く。
ま、焼くだけですからね。
すぐ食べ始めました。

同じ食材でも七輪で焼くとなぜかおいしくなります。
気持ちの問題かと思うと、そうでもないようです。
ソーセージはパリパリになるのはもちろんの事、野菜なんかもおいしいんですね。

そして今日は土用の丑の日。
やっすいうなぎを買ってきまして、七輪であぶると・・・・・、びっくりするくらいうまいんですよ。
ふわっとして、柔らかくなり、皮の臭さが全くなくなります。
あまり火が強いと焦げてしまいますので、火が弱まった頃にやるとちょうどいいですね。

そして、これも楽しみの一つ、もちを焼きました。
もちもあまり火が強いと上手に焼けないんです。
お腹がある程度膨れて、火も落ち始めた頃に、最後にちょっと食べるのが良いんですね。

まんが日本昔話に出てくるような、もちがぷくーと膨れるわけです。
ちょっと焦げ目がついたところで、砂糖醤油で頂く。

お腹が一杯のはずなのによだれが出てきそうです。(笑)

やっぱり、しめは餅ですね。
BBQでは七輪を出していますが、家で七輪を出すのは一年ぶりでしょうか。
火さえ熾きてしまえばお手軽です。

七輪で焼くお餅、本当においしいですよー。
一度お試しあれ。

投稿者 boribori : 21:43 | コメント (0)

2006年07月22日

除湿剤は必要ですね。

去年から、宅配クリーニングをご利用のお客様とお話しをしていたときのことです。

今、衣類の入れ替えをしている所なんだけど、頂いた除湿剤が水で一杯になっていて驚きました。
こんなに溜まるものなんですね。
初めて使ったのでびっくり。


ここのお宅は実はマンションの6階。
正直言いますと、私もここまで溜まるとは思っていませんでした。
1階の方ならかなり溜まると言うのは分りますが、上の方の階の方はそんなに溜まらないんじゃないかと思っていたんです。

でも、人間が住んでいればそんな事は無いんですよね。

数年前まで当店は、棟続きのお店でした。
お隣さんはお茶屋さんが営業をしていまして、高齢を理由に閉店の後、電気屋さんが来ました。
電気屋さんも数年で閉店。
その後は、大家さんの仕事の倉庫代わりに使っていたんです。
人が住まなくなってから数年が立ったでしょうか。

なんと、お隣の屋根の部分の板が剥がれてきたんです。

これにはびっくり。
同じ棟続きなのに、当店の屋根は何ともなく、お隣の屋根だけ剥がれている。
不思議に思い、親戚の大工に聞いて見ると、人が住んでいないから乾燥したんではないかとの事。
汗をかいたり、人が呼吸をする事で適度に家の中には湿度が溜まるんだそうで、住まなくなるとこの様に家が壊れていくんだそうです。

人が住んでいれば湿気も溜まりますね。
やはり、除湿剤は必要でしょう。

衣類をしまうときにもちょっとした心遣いもいいと思います。
そのままハンガーに掛けてしまわないで、クローゼットにしまう前に湿気を取ってしまうんです。
一日、部屋の中にかけていただければ汗などの湿気は取れてしまいます。
それからしまうと、クローゼットの中に湿気がこもらなくていいと思いますよ。

湿度と熱はいろいろと悪さをします。
ちょっとした気配りで湿度は撃退できますので、ぜひ除湿剤は入れて置いてあげてくださいね。

来週後半頃には梅雨明けでしょうか。
その後は部屋の温度も上がります。
その前に入れておきましょう。

投稿者 boribori : 23:51 | コメント (0)

2006年07月21日

着ていなくても汚れるのね?

本日、お伺いしたお客様のところで言われた一言です。

着ていなくても汚れるのね?

実は、この手の表現は非常に微妙でして、汚れるともいえるし汚れないともいえるし。
状況によって違うので、なんともお答えしづらいんです。

とりあえず、どのような状況で汚れたのかお話しを聞きました。
すると、全く着ていなかったのではなく、数回着用して汚れていなかったので、そのまま保管をしていたらしいのです。
そして、取り出してみてびっくり!
汚れていなかったはずの襟が汚れている・・・・・、となったわけです。

このパターンは汚れが付着していたのに気付かないで、保管中に汚れが酸化して浮き上がってきたんだと思います。

数回着ただけでは汚れやシミが見えない事は多々あります。
汗なんかは、ついていても分りませんよね。
でも、確実に付着しているので、時間が経過すると浮き上がってきます。

今回のような事があるので、一回しか着ていないけど洗わないとダメかしら?と言うお問い合わせには、なるべく洗ったほうがいいです、と答えるようになります。

今回は着用していたので、まだ皆さん納得するでしょうが、着ていなくても汚れるケースがあるんです。

よくあるのが、ガス退色。
ストーブの燃焼ガスによって起こる変色です。
これの厄介なところは箪笥などにしまっておいてもなるところ。
ガスですから、すき間から入り込んで変色を起こします。

他には、洗剤の残留による焼け。
石鹸などで洗った時に、すすぎが不十分で黄色くなってきます。

そして、これも結構多いかもしれません。
部屋のホコリの付着。
ただ、掛けてあるだけなのにうっすらと汚れるのは、ホコリです。
これは生地の種類にも左右されますが、物によってはただ置いておくだけで汚れていくので注意が必要です。

こんな具合で、着ていなくても汚れる事はあります。
しまっておいて汚れてしまったら、慌てずにクリーニング屋さんに相談してみましょう。
状況を説明すれば、答えてくれると思います。

突然の出来事にびっくりしないでね。

投稿者 boribori : 23:16 | コメント (0)

2006年07月20日

制汗剤には要注意。

今日も涼しかったですね。
これだけ涼しいと返って、梅雨明けに堪えられるか?心配になってしまいます。
また、雨が続くせいで、衣類を干しても乾かない・・・。
梅雨らしいのですが、嫌なものです。

暑くなってくると、汗の臭いが気になります。
エアコン等がどこへ行っても効いているので、外に出た瞬間、どばっと汗が吹き出てきて体中ベトベトです。
否が応でも汗の臭いが気になります。

当店のYシャツは、抗菌加工をしてありますので、そんじょそこらの汗のにおいなんかには負けません。
ちょっと汗臭いかな?と思っても、シャツをちょっと擦るだけでパッと匂いが消えてしまうんです。
帰りの電車の混雑でも気にならないくらいです。

しかし、衣類とは別に体の汗は気になります。
皆さん、制汗剤を使われていることでしょう。
この制汗剤、物によってはシミになる事があるので注意が必要です。

最近発売されている銀イオン配合の制汗剤、あれは使い方を間違えると黒っぽいシミになってしまいます。
注意書きにも書いてありますが、決して、衣類には付かないように・・・。

香水や整髪料もしみになる事があるので要注意。
特に、整髪料はつけてから長時間に渡って汚れを衣類に付着させます。
髪が襟などにつく人は気をつけてくださいね。

注意書きにも書いてあると思います。
一度目を通しておくと良いと思いますよ。

投稿者 boribori : 23:59 | コメント (0)

2006年07月19日

分けて洗わないと。

先日、妹からメールが来ました。
どうやら、自分ちの洗濯機で洗っていたら、しみがついたらしい。
どうすればいい?と言うメールです。

ただ、シミがついたというだけでは、なんとも答え様がありません。
そもそも、衣類の素材も分らないし。
そこで、いくつか質問。

素材は何?
どういう状況で洗った?
使った洗剤は?
シミの色は?
etc・・・・・。

何とか返事をもらいまして、妹じゃ出来ないだろうと判断。
今度持ってくるように伝えておきました。

そして、昨日の夕方、シミがついた衣類を持ってきたんです。
見ると、大きなシミがいくつもついています。
どうやら、白い衣類と柄物のスカーフと一緒に洗ってしまったらしい・・・・・。

そりゃ、色が移るのは当たり前です。
これはシミではなくて、色移り。

帰り際に、高かったので何とかして・・・・・、と言っていましたが、そんなに大事ならちゃんと分けて洗わないと。
衣類への思いと扱いが正反対になっています。

クリーニング屋さんの子供は、洗濯について知らない人が多いんです。
子供の頃から、プロに洗ってもらっていますから、家庭洗濯の仕方も分りませんし、下手すれば仕分けなんて考えた事も無い人もいるでしょう。

毎日プロが洗って仕上げてくれる最高の環境で育っていますが、自分でやらない分、知識が無いんでしょうね。
当の私も、一人暮らしをするまでは洗濯なんてした事もありませんでした。
クリーニング学校に通っている頃に、学校で勉強しながら本屋で洗濯の本を買ってきて勉強をした口です。
今考えると、一人くらいの頃の洗濯もお粗末なもんでした。

さてさて、色が移った品物を本日染み抜き。
時間が経過していましたが、何とか落とす事が出来ました。
これに懲りて、きちんと分けて洗ってほしいものです。

きちんと仕分けすれば、問題ないんだから。
今度取りにきた時に、説明しないといけませんね。

投稿者 boribori : 23:30 | コメント (0)

2006年07月18日

技術の伝承

今朝、配達へ出かける前に、ちょっとだけ見ていてテレビで団塊の世代の定年とそれに伴う技術の伝承の問題が出ていました。

いろいろな所で機械では出来ない、人の手による技術がたくさんあり、それを早く伝えなければ、と言ったような内容です。

私たちクリーニング屋の中でも、技術の伝承は難しくなっていると思います。

だんだんと機械化され始め、料金競争により機械化が更に加速。
手間賃や作業効率が悪い職人を切り、誰でも出来るようにと機械化してパートさんやアルバイトで仕事を流す。

自分で仕上げていた人が、経営する側に回っています。

私は東京にあるクリーニング学校の卒業生なんですが、そこでも技術の伝承については微妙な光景をたくさん見て来ました。
機械化されているのが、どこのクリーニング屋さんでも当たり前になってきているので、機械の使い方を教えてくれ、と言う生徒ばかり。

まあ、それも間違いではないと思います、
しかし、それではパートさんと何ら変わりがないと思うんですね。

同じ機械を使っていても、理屈や知識をきちんと知っているものが使うのと、何も知らないで言われたとおりにやるのとでは、同じようでも違いが出てきます。
機械も道具ですから、使う人間の基礎が重要になってくる。

技術の伝承って、実はそんな所なんではないかなあと思うんですね。
一見、機械化された現代では無駄な仕事のように思えるんですが、下地に基礎的な技術があるから、機械を使ってもいい仕事が出来るんだと思います。

まれに、センスが良くてパートさんでもえらい上手に仕上げる人もいるんですけどね。

洗濯機もコンピュータ化され、染み抜きもマニュアル化され始めています。
今のままだと、私が引退する頃にはシャツをアイロンかけられる人の方が少なくなっているかもしれません。

いいのかな、このままでも。

今日の番組では、まだ機械やコンピュータを使っても人間の精度は出せないようです。
機械の精度を上げるために、人間の手が必要なんですよね。

技術の話は、今度しっかりと取り上げてみようと思っています。
機械仕上げと手仕上げの話なんか、面白そうでしょ?
近いうちにまとめて書きたいと思いますので、今しばらくお待ちください。

投稿者 boribori : 23:07 | コメント (0)

2006年07月17日

縮むのも恐いけど。

今日は一日中雨でしたね。
私たちは肌寒かったのですが、お客様に聞くと暑かったらしい。
こちらはほとんど汗もかかず、水分も取らなくて済んでしまうような一日でした。
本当に、日頃の環境って恐ろしいですね・・・。

暑い日が続くと洗濯する機会が増えます。
汗をかきますから、洗いたくなりますよね。
本日も麻のブラウスをお持ちになったお客様がいらっしゃいました。

もう何年も着ているので自分で洗ってもいいのだけれど、縮むのも恐いし・・・・・、とおっしゃいます。

一般の方には縮みが一番恐いんでしょうね。
衣類はなんでもかんでも縮むわけではありません。
縮むのにも、理由や理屈があるんです。

ポイントさえつかんでおけば、縮ませないで洗濯する事も十分可能です。

しかし、意外と気付かないのがやはり風合いの部分でしょうか。
柔らかさが無くなったり、艶がなくなったり。
皆さん縮みには物凄く恐怖をしますが、風合い変化はあまり感じておられないようです。

縮むと物理的に着る事が出来ませんが、風合いの変化は着るのが嫌になってしまいます。
どちらも重要なポイントですね。

自分の中でその服を着ている自分の理想の形があるはずです。
おそらくそれは、しわしわではないし艶もあるでしょう。

汚れを落としつつ、なるべくいい状態を長持ちさせる事を念頭においていただけると、良い結果に結びつくんではないでしょうか。
この暑さで、洗濯やクリーニングが頻繁になると思いますが、衣類の状態を維持させるために、がんばりましょう。

投稿者 boribori : 23:43 | コメント (0)

2006年07月16日

涼しくなると眠くなる。

この数日の熱帯夜で、実は朝5時前に起きていました。
寝ていられない、と言うのが本音で、起きてからは涼しい所を探して、います。

エアコンなどをつければいいのですが、つけてしまうと後が恐ろしい。
体はだるくなるし、何より暑さに耐えられなくなります。
どうしても暑い環境で仕事をしなければいけませんから、体を慣らしておかないと、と思い、エアコンなどは一切使わないんですね。

その影響でしょうか、エアコンの入ったお店に行くと、睡魔に襲われます。
入った直後は涼しいと言うよりは寒すぎる!と感じるんですが、人間の適応能力とはすごいもので、物の数分で気持ちよくなり、10分ほどいると涼しくも感じなくなるんです。
で、外に出ると今まで平気だった気温に苦しむ事になるわけなんですが・・・。

今日のお昼は分倍河原のよし木さんへ行って来ました。
店内は程よくエアコンが効いていて、段々と気持ちよくなってきます。
蕎麦を注文して、しばらく待っていると、家族全員あくびをしだしました。(笑)

暑くないというだけで、体への負担が劇的に減るんでしょうね。
一気に、眠くなります。

お蕎麦を食べ終わる頃には子供たちは寝てしまいました。

どんなに気持ちよくても、大人まで寝るわけには行きません。
家に帰るまでがまんがまん。
でも、帰っても涼しくないんですけどね。

今年は暑くなりそうですから、また早起きして仕事するかもしれませんね。
月曜日はどうかなあ。
涼しければいつも通りの仕事なんですけどね。

天気予報の最低気温を見て一喜一憂する日々がまた来そうです。

投稿者 boribori : 23:08 | コメント (0)

2006年07月15日

なんでもアイロンをかければ良いって訳ではありません。

品物に合った仕上げをする。
当たり前ですが、これが結構出来ていない事が多いようです。

先日、お客様からこんな事を言われました。

家の近くのクリーニング屋さんに出したら、シワが伸ばされて返って来た。
シワが特徴の服だったのに・・・。

たまにこのような話を聞くことがあります。
大体がチェーン店だったりするのですが・・・。
パートさんに仕事をさせていますから、違いなんて気付かないのかもしれませんね。

なんでもかんでもビシッとアイロンをかければ良いという訳ではないんですね。
ピシッとした方がかっこいいものならきちんとアイロンをかけるべきです。
しかし、しわ加工のようなものなら、ビシッとする方がおかしい。
また、キルティングの服なら、ふわっとしている方が自然なんですね。
セーターもふわっとしている方が断然いいです。
アイロンでベタっと仕上げてしまうと、安物みたいになってしまって、もう着たくなくなるでしょう。

仕上げの難しさは実はここにあります。
洗いあがった衣類を見て、衣類の特徴をつかみ、それに合わせて仕上げをしなければなりません。
当たり前のようで出来ていない所が多いんですよね。

私はよく同業者に、きちんとアイロンをかけなければだめだよ、と言うんですが、これがどうもなんでもかんでもビシッとさせろ、と勘違いされるんですね。

衣類に合わせてアイロンをきちんとかけなければいけませんし、まったくかけないでいいというものはそんないないんです。
所が、最近はふわっとさせるのとアイロンをかけないのとを混同させている業者が多い。
パートさんに難しい要求ですので、省いているのかもしれません。

アイロンのテクニックがなくなってきているんでしょうかね。
最近は、テーラードプレスと言う技術が、クリーニング屋さんの中でも浸透して来ました。
勉強会も開かれるほどです。

今後また変わってくるんでしょうね。

一つ一つ違う衣類だからこそ、求められるものも違うわけです。
当店では、仕上げる前に衣類をじーっと見つめる時間があります。
前から後ろ、下から上と、1分ほど見てから仕上げに取り掛かるんです。

時間がかかりますが、衣類にあった仕上げのためには必要な作業ですね。

投稿者 boribori : 23:06 | コメント (0)

2006年07月14日

あまりの暑さに人間も機械も・・・。

ここ数日、物凄い暑さが続いています。
かなり厳しい・・・。

夕方Yシャツを仕上げていた時の事です。
母が突然、仕事を中断して、隣のコンビニへ駆け込みました。
どうやらあまりの暑さに、体調が悪くなりそうだったので、水分の補給をしに行ったらしいんです。

暑い仕事場ですから、水分の補給はなるべくするように心がけています。
しかし、母はあまり水を飲まないタイプ。
かなりの暑さにも耐えられるので、一つの仕事が終わるまでは水分は取らないんですが、昨日は違いました。

急遽、水分を取り30分休憩。

この暑さだから仕方がありません。
倒れる方が困りますしね。

その後、何とか母も持ち直したので仕事を再開・・・・・、しようとしたら、今度はYシャツの機械が動きません。
どうも動きがおかしい・・・。

休憩に入る前までは普通に動いていた事、どこもいじくってはいない事などを考えると、思い当たる事は一つ。

熱暴走です。

今の機械はコンピューターで制御されています。
パソコンと同じで熱が高くなると挙動がおかしくなったりするんですよね。

しかし、元から暑い仕事場で使う機械ですから、ある程度の熱は大丈夫なはず。
それが熱暴走をするとなると相当暑いのかもしれません。

とりあえず機械へ入る蒸気を止め、コンピューターの部分に扇風機で冷風を当て、しばらく冷やす事にしました。

待つ事30分。

そろそろいいかな?と思い、動かしてみると、何事も無かったかのようにいつもどおりに動きます。
やはり熱暴走だったんですね。

暑くなると人間も機械もダメージを受けます。
今年はちょっと暑すぎますよね。
皆さん、お体にはぜひお気を付けください。
パソコン今年は熱対策をしないとまずいかもしれませんよ。

投稿者 boribori : 23:28 | コメント (0)

2006年07月13日

ガリガリ君

暑いですね。
本当に暑い。

まだ梅雨も明けていませんし、日差しが強いわけでもない。
きっと湿度が高いんでしょう・・・。
ジメジメしているし。

毎年、暑くなると、探すものがあります。
それは、体が欲しているもの。

不思議な事に、暑い時に体が欲しがるものは毎年違うんですね。
ある年はキュウリのキューちゃん、ある年はコーラ。
そして、今年お世話になりそうなのが、ガリガリ君です。

皆さん知っています?
氷菓子のガリガリ君。
今、これが非常においしく感じているんです。

きっと、暑さが尋常じゃないからでしょうね。
食欲も落ち始め、体を冷やしたいのとちょうどマッチしたんでしょう。

先週あたりから結構食べています。

でもね、今日も話をしていたんですけど、まさかこの年でガリガリ君を食べるなんて思いもしませんでした。
ガリガリ君は僕が学生の頃に食べていたもの。
あの当時、この年でも食べているなんて考えもしませんでしたねえ。

今年は暑いですから、ガリガリ君で夏を乗り切ります。
来週辺りに梅雨が明けるでしょうから、まずはそこを乗り切らないと・・・。

今から気合入れてます。

投稿者 boribori : 23:35 | コメント (0)

2006年07月12日

暑いので、つい・・・。

本日、夏らしい青色のワンピースをお持ちになったお客様がいらっしゃいました。
聞くと、娘さんに縮んだ、と言われたようです。

品物を拝見しますと、素材表示の所にレーヨンと書いてある・・・。
水洗いしましたか?と聞くと、

『綿でしょう?暑いし綿なら大丈夫だと思って水洗いしちゃった。』

とおっしゃいます。

実は、ここ最近多いのですが、綿製品だと思って水洗いしてしまって、おかしくしてしまうケースが増えているんです。
綿だから水洗い大丈夫だとか、微妙な噂が流れてしまっているようです。

洗う、と言うことに関してだけ言えば、綿なら水洗いはできるでしょう。
しかし、洗うことができるのと着る事ができるのとは全然違うんです。

たとえば、水洗いは出来たけど白っぽくなってしまったり。
これではもう普段着にしか使えません。

どうもまだ洗濯の判断がちゃんとできる人は少ないような気がします。

今回のケースは、レーヨンを水洗いしたために縮んでしまったので、当店でお預かりし、クリーニングの後整形して延ばすことにしました。

素材はあくまでも洗うときの判断材料の一つです。
織り方や色、装飾品などで、扱いが全然違ってきます。
ここ数日、確かに暑すぎますから水洗いしたい気持ちも分りますが、洗う前に表示をきちんと読んでくださいね。

外国の表示で分らない場合は、最寄のクリーニング屋さんへ聞いてみてください、
教えてくれるはずです。

投稿者 boribori : 23:21 | コメント (0)

2006年07月11日

硬いのと柔らかいのと

最近の傾向として、やわらかいものを好むと言うのがあります。

洋服も同じ。
柔らかく、肌触りがいいものが好まれているようです。

しかし、その逆もあるんですね。
Yシャツの糊付けで、糊無しのご依頼の方が多いんですが、ごく稀に硬い糊をご所望のお客様がいらっしゃいます。

柔らかい糊付けをご希望のお客様は、最後は糊をつけないと言う手があるので、最大の結果がわかりやすいのですが、硬い糊をご希望のお客様は結構難しいんです。

硬めの目安は、バリバリで、と言われるのですが、これが結構難しい。

バリバリ・・・、生地がそのまま立ってしまうほど硬いといった感じらしいのですが、単純に糊の量を増やせばいいというものでもないから難しいんですね。
糊もあまりつけるとまだらになってしまいますので、限度があります。
お客様のご要望をお聞きしつつ、ご希望の硬さを作り上げていく作業が必要になるんですね。

実はシャツには糊のつきやすい服と言うものがあります。
硬めのシャツを着たい人は、糸の太い久地を選びましょう。
ラルフローレン辺りのシャツは、糸が太いので糊がつきやすく、硬くし易いんです。
糸の細い柔らかめのシャツを硬くするのには限界がありますので・・・。

逆に柔らかめのシャツがお好みのお客様は、糸の細いシャツを選ぶといいでしょう。
ただし、糸が細くなるとシャツの値段も上がります。
よく選んでくださいね。

糊付けの難しい所は、洗う時は一斉ですから、調整は糊付けの時にするしかないんですね。
つまり、取り出して別につけるしかないんです。
糊無しは、洗いあがった後に、もう一度糊抜きの工程をすればいいのですが、固めの場合はそういうわけにはいきませんから。

糊の種類でもつき方、硬さなど差があります。
糊付け、結構奥が深いんです。

投稿者 boribori : 23:45 | コメント (0)

2006年07月10日

アルバイト

日曜日の疲れがまだ出ています。(-_-;)
認めなくないが、若くないんでしょう・・・。

体がパキパキいいながらも、いつも通りアイロンがけをしていましたら、お客様がいらっしゃいました。

お子さんがいらっしゃいまして、もう高校二年生。
アルバイトをしたい、と言い出したというお話です。

あの子がアルバイト?
早すぎ!
と思っていたんですが、よく考えてみれば高校二年生なら普通の話なんですよね。

私の頭の中ではまだ小学生の時のままなんです。
もちろん、背も伸びて、言葉使いもきちんとしてきて、大人になっているのは重々承知しているつもりなんですが、パッと判断がつかなくなります。

気が付けばクリーニング業をやり始めてもう12年。
色々なお客様と出会っているんですよね。
小さかったお子さんもビックリするくらい大きくなって。

時の流れは早いものです。

アルバイト、いい経験ですから良いんじゃないですか、と言うお話しをしていました。
お客様ともお話しをしていたんですが、よく考えて上でのアルバイトは決して無駄ではないと思います。
社会経験も必要ですし、自分で稼いだお金を使うのってまた違いますしね。

こんな事言っているうちに、スーツを持ってきてクリーニングお願いします、とか言われたりするのかなあ。
もう社会人???なんてこっちがビックリしそうです。

でも、ちょっと楽しみでもあります。
人の成長を喜べると言うのは幸せですよね。

クリーニング屋さんをやっていて良かったと思える瞬間の一つです。

投稿者 boribori : 23:43 | コメント (0)

2006年07月09日

BBQ in 夢の島 2006

今日はクリーニング屋さんの集まりで、夢の島でBBQ。
夢の島でやるのは去年に引き続き二回目になります。
相模川、多摩川とやっていましたので、すでに10回近くはやっているんじゃないでしょうか。

今回は名古屋から友達が参戦。
朝一で新幹線に乗り駆けつけてくれました。
嬉しいですよね。

雨が降るとの予報だったので、心配していたんですが、日頃の行いがよかったのかしら???、BBQの最中は雨が降らずに、何とか楽しむ事が出来ました。

11時半始まりだったのですが、タープの準備や炭の火熾し等準備があるので早めに会場に到着。
すでに、何人か着ていまして、タープが張ってありました。

何とか準備も終わり、人が集まった所で、BBQ開始です。

暑くは無かったのですが、生ビールが売れる売れる。
外で飲むビールは何であんなにおいしいんでしょうか。
また、七輪で焼くとおいしいんですよね。
普通に売っているソーセージなのに、全然味が違ってしまいます。

子供たちも大喜びで食べていました。

今回集まったのが主にクリーニング屋さん。
中には関連業者の資材屋さんもいましたし、業界紙の記者さんも急遽参戦しました。

とりわけ異色だったのがうちの妹でしょう。

甥っ子姪っ子のたっての希望により前日に参加決定。
BBQの最中もほぼ子守りです。
ちょっとかわいそうかな。

いつもと違う人がいると話も変わってきます。
クリーニング業界以外の人間がいれば話もいろいろな方向へ。
なにやら熱いトークが繰り広げられていたようですが、私は少しだけ遠慮させてもらいました。

私の今回の収穫は、私よりちょっと若い人との話でしたね。
自分が年を取ったのを実感したのと同時に、自分が今まで年上の方にいろいろ聞いてきた話に、愛情がこもっていたんだなあと改めて感じる事が出来ました。

自分が逆の立場になって初めてわかる事がたくさんあります。
そして、今度は自分が伝える番なのでしょう。
いや、まだまだ一緒になって作り上げていく方が先かなあ。

どちらにせよ、どんどん交流を深めていければ良いですね。

BBQの最後の締めは、お決まりのカレー。
ナンを作ってみんなで食べました。

気が付くと6時を回っています。
片付けないと帰れませんよね。
みなさんに片付けを手伝ってもらって、最終的に8時過ぎにタープを残して片付け完了。
最後にタープを片付けるんですが、綺麗に片付けるんですよ。
ここによく登場する、おちさんが一人でやっていたんですが、まるで映画のワンシーンのような綺麗さ・・・。
帰っていいよといわれても、思わず見とれてしまいました。

子供がそろそろ限界を迎えていたので、おちさんには申し訳なかったのですが、8時半に撤収。
無事に家に着くことが出来ました。

参加してくれたみなさん、本当にありがとうございました。
また個別にはお礼のメールを書こうと思っています。
また、来年・・・・・、近いうちにやりましょう。

この輪が広がっていきますように・・・。

投稿者 boribori : 23:20 | コメント (0)

2006年07月08日

珍しいお客さん、登場。

毎日仕事をしていると、いろいろな事が起こります。

午前中、集配に行って帰って来ました。
午後仕上げるものを整理して、お昼に。

今日も暑いなあと思いつつ、仕上げ台に行くと、壁の辺りになにやら大きな虫がいるんですよ。
見てビックリ!

トンボがいたんです。

私も仕事し始めて10年以上経っていますが、こんなのは初めて。
迷い込んでしまったんでしょうね。

この時期になると、蚊や虫がたくさん入ってきます。
おそらく外に比べて暖かいからなんでしょう。
外に追い出そうとしてもなかなか出て行ってくれないですし。

そんなに居心地が良いんでしょうか・・・。
私たちは暑いんだけどなあ。

トンボのその後ですが、上の息子が大きな網を持ってきまして、お店で格闘。
何とか捕まえる事に成功しまして、虫かごの中に入れられていました。
最近、テレビの影響で、散々カブトだのクワガタだの話しているくせに、虫に触れないなんて・・・。
いつ触れるようになるんでしょうかね。

虫かごに入れていましたが、やっぱりちょっとかわいそう。
逃がしてあげる事にしました。
まだ夏はこれからですからね。
今捕まる必要はないし。

今度は何が入ってくるんでしょうか。
一応東京ですので、まさかカブトムシやクワガタなんて来ないだろうなあ。
でもちょっと期待してたりして・・・。

投稿者 boribori : 23:12 | コメント (0)

2006年07月07日

プレスだけも受け付けますが・・・。

先日、白い綿のブラウスをお持ちになったお客様がいらっしゃいました。

聞くと、綿のブラウスなので自分で洗ったら、アイロンがかけられなかったらしいんです。
見ると、曲線が多いし、フリルなどがついているので、普通の人には難しいかもしれません。

おしゃれ着用の洗剤が出て、ドライマークの衣類が洗える洗剤が出て、自分で洗う方が増えてきています。
今回のように、綿だから自分で洗える、と言うような判断をする方は多いでしょう。

当店でもプレスだけと言うのも承っていますが、クリーニングする方がいいケースもあるんですね。

綿製品でも色々ありますので、水洗いできると言う表示でもドライクリーニングの方が適している衣類もあります。
ご家庭で水洗いをするとほとんど糊などはついてきません。
その衣類をアイロンがけをするということは大変な作業なんですね。

場合によっては、アイロンがけをするために一度漬け込みをしなければいけなかったり。

手間がかかる分、割高になるケースも。

そして、ここが一番気になるのですが、せっかく光沢のある衣類が、水洗いをしたせいで光沢が消えてしまうことがあるんです。
今回のブラウスがそう。

かって初めて洗ったらしいのですが、もっと光沢があった衣類なのに、光沢感が消えてしまい、アイロンをかけても戻ってきません。

今回のブラウスはドライクリーニングで処理をした方が綺麗になったんではないかと思いますね。

ドライクリーニングは、衣類の状態を維持します。
新しいものは水洗いよりもドライクリーニングの方が適しているでしょう。
数回着用後から水洗いに移行するといいと思います。

ここ数週間、非常に蒸し暑いですよね。
汗も尋常じゃないほどかいていると思われます。
だから余計に水洗いをしたかったんではないでしょうか。

その気持ちもよく分ります。

どうも今年は暑いようですから、よく考えて洗うようにしましょう。
どのように着たいか?よく考えていただき、適した洗い方をしてくださいね。

投稿者 boribori : 23:31 | コメント (0)

2006年07月06日

すいません。m(__)m

夕方、集配へ出かけたときのことです。

府中の駅の周辺で、比較的新しいマンション。
でも、大通り沿いで車を止める場所がありません。

コインパーキングを探したのですが、近くになし。
仕方なく、マンションの駐車場の片隅に停めさせて頂こうと、周辺を走っていました。
マンションのすぐ裏が専用の駐車場になっていまして、何とかそこの端っこに駐車。

お客様の所へお伺いして、お預かりしてくると・・・・・、

物凄い形相で怒っていらっしゃる、おじいさんを発見。
この車はお前のか?と怒っていらっしゃいます。

怒るのも無理は無いんです。
どこの車かわからないものが、自分の敷地に勝手に車を止めている。
普通の対応ですよね。

そこで、クリーニングの集配にきたことを説明し、お預かりしてきた品物の入った袋を見せ、何とかわかって頂く事が出来ました。
それでも、近くにクリーニング屋があるのに集配?なんて不信がられていましたが。(^_^;)

マンションの管理者さんや、オーナーさんはやはり敏感ですよね。
不審者も当然いるだろうし、勝手に止めていく輩もいるそうです。
そこのマンションも、裏の駐車場から表の入り口へは通路が無いんです。
住人は裏口から入らなければいけない。
関係した業者さんがもしきても、正面玄関へそのままいけないので、物凄い距離を歩かなければいけません。

でも、そこまで不便にしても道路をふさがないと、不審者が着てもわからなくなるそうで、仕方が無いんだそうです。

セキュリティ対策で、住人やその関係者が不便をこうむると言うのも問題ですが、そのような不安を常に抱えていかなければいけないという現実が悲しい。

私たち集配をするものからすると、車を止めるスペースが無い所はあまり行きたくないのが本音です。
ですから、新しく作られたマンションなどはぜひ、宅配業者など用に止めるスペースを作っていただきたい。

しかし、現実は、そのようなスペースがあっても、車を止められないように工事用のコーンを置いたり張り紙などをして駐車されないようにしているのが現状です。

その理由もわかるんですよね。
マンションに関係ない人が勝手に長時間駐車したりする事で、住人の方が不快感を感じてしまうんです。

マナーをとやかく言うつもりはありません。
しかし、駐車する側にも配慮が必要なのは事実でしょう。
自分に関係ない人の車が自分の部屋の前に止まっていたら、感じが悪い。

挨拶をしてから行くとか、なるべく長時間の駐車をしないようにするとか。

放置駐車の取り締まりが厳しくなってきて、よりこのようなスペースが重要になっています。
これで、マンションの方々から止めるな!と言われてしまうと本当にどうにもならなくなってしまいますよね。
そうならないためにも、そのスペースを大事に使うために、お互い配慮のある行動が必要だと思います。

今のままだと、法律だけでなく、自主規制などで入ることさえ難しくなる所が増えてきそうです。

規制をすれば安全だけど、生活しづらくなる。
ジレンマですね。
規制ではなく、別の方向でうまく行く方法が見つかると良いと思います。

投稿者 boribori : 23:23 | コメント (0)

2006年07月05日

綿ぼこり

クリーニングは綿ぼこりが非常に出やすい仕事です。

皆さんもご家庭の洗濯機で経験済みでしょう。
タオルと他のものを一緒に洗うと、他の衣類に綿ぼこりがつきますよね。
あのような感じです。

クリーニング屋さんでも、同じように沢山出てきます。

ドライクリーニングでも、乾燥機でも。

ドライクリーニングはそのために、専用のトラップと言いまして、ホコリやごみなどを集める場所が機械の中に作られています。
ここがかなり汚れるんです。
特に毛布やカーテンなどを洗うと一発ですね。

そして、乾燥機も凄いんですよ。
乾燥機のホコリは掃除をしないと大変な事になります。

乾燥に時間がかかるようになったり、事故につながったり・・・。

ホコリで詰まってしまい、排気が出来なくなるので通常40分で乾燥が終わる所を2時間以上も乾燥機で回していても乾かないと言った事態が起こることになります。

無駄に回していてもいい事なんてありません。
特に乾かないまま、擦れたり叩いたりするのはあまり良くない。
乾燥機のお掃除は本当に重要です。

因果なもので、綺麗にするための仕事のために、汚れがいたるところに蓄積していきます。
逆にいうと、汚れが落ちているから、ドライ機などにごみが溜まるんです。

だから、掃除も不可欠。

しかし、ここ数年、綿ぼこりが増えているような気がしています。
おそらく衣類が変わってきているせいだと思うんです。
ここでも何回か書かせていただきましたが、衣類の技術が上がり、糸が細くなり、肌触りがよくなりました。
そのため、通常の着用でも毛羽立ちが起こりやすくなりましたし、その毛羽が脱落して綿ぼこりとなるケースが増えているんだと思います。
また、安価に買う事ができる衣類増えてきていて、こちらは撚りの具合から毛羽立ち易い商品が増えているんでしょう。

どちらにせよ、ほこりが出やすい商品が増えているんだと思います。

時代が変われば、また違ったごみや汚れが出ると思います。
それにあわせて、クリーニングをしていかなければ、綺麗にはなりません。

クリーニングとは、衣類と汚れに合わせてするものです。

投稿者 boribori : 23:54 | コメント (0)

2006年07月04日

若さが足りない?

熱を出しまして。(T_T)
情けない・・・。

話は先週の金曜日に遡ります。

上の子が熱を出したんです。
で、風邪かな?などと話していて、幼稚園を休ませたんですね。
しかし、翌土曜日にはすっかり元気に。

よかったねえ、と話していると、今度は真中のお姉ちゃんが日曜日に熱を出しました。

移ったな?と思っていたんですが、熱が出ているはずのお姉ちゃんも上のお兄ちゃんも、元気なんですよね。
かなり高い熱だったんですが、全然平気。
問題があるとすれば、2人と喉が痛いといっています。

そして、あけて月曜。

起きると、なぜか体の節々が痛いんですよ。
家族に話すと、物凄い格好して寝ていたから寝冷えでもしたんじゃないか?と言われ、寝冷えなら仕事していればそのうちあったまるだろうと安易に考えていたんです。

仕事をし始めれば、仕事柄高温の部屋にずーっといますからね。
月曜日もアイロン台の周辺は40度を下回らなかったと思います。

所が、仕事をしていても汗をかかない。
逆に震えてくるし、膝が痛いし、ひじや手首も痛い。
おかしいなあと思いつつ、アイロンをひたすらかけていたんです。

夕方になって、ようやく仕事が終わり、夜の集配があるので、とりあえずお風呂に入ってから行く事にしたんですが、お風呂にはいても体が温まらないんですよね。
お湯に使っているはずなのに、さむいぼが出まして・・・・・。

さむいぼ知ってます?
鳥肌の事です。

で、さすがにおかしいなと思って熱を測ると39度。
そりゃ、震えるわけですね。

でも、今日の夜の集配は行かないわけには行きません。
すぐ薬を飲みまして、気合いを入れて、配達へゴー!
無事にその日は帰ってきたんです。

あけて今日。
子供たちの様子から考えて、一日目は高熱を出し、二日目は熱が下がり喉が痛くなるパターンだと思いまして、安心していたんです。
喉が痛いくらいなら、のど飴なめていれば十分!

ところがところが、午前中、定期集配に行ったは良いんですが、やはり熱が出まして、午後の集配はお休みさせていただきました。
午後は、西府の方と国立の方の老人ホームへ行く予定だったんです。
しかし、こんな状態で行って、万が一感染でもしたら大変です。
被害を出さないためにも、休ませて頂きました。

午後から薬を飲みまして、シャツが洗いあがるまでお休みさせてもらいました。
何とか仕事が出来る状態にしないと、シャツをこの時期遅らせるわけには行かないし。
この暑い中、皆さん毎日汗かいて頑張っていますからね。
着替えたいのに、出来上がってないなんて、お客様に顔向けできません。

夕方、節々の痛みは落ち着いたので、仕事再開。
いつもより時間はかかりましたが、仕事をする事が出来ました。

で、今にいたりますが、まだ少し熱がありますね。

しかし、子供たちから確かに移されたはずなんです。
同じように熱があがり、今ものどが痛いんですよ。
なのになのに、私だけ、治るのが遅い・・・。

若さが足りないんでしょうか。
それとも、移した方が早く治るんでしょうか。

今晩こそ、治さないとなあ。
明日は作業着が山のように入ってきています。
しかも、物凄く塩が吹いた状態で。
きっと、大変な状態で着つづけていたんでしょうねえ。

早く綺麗にして届けないと。

と言う事で、皆様、今の風邪は高熱とのどに来るようです。
比較的早く治まるようですから、ご安心ください。m(__)m

夏風邪のリポートでした。

投稿者 boribori : 23:41 | コメント (0)

2006年07月03日

コートの袖口の擦り切れ

綿のコートで、袖口が擦り切れているものを良く見かけます。

原因は様々です。
時計が擦れて切れたり、汚れで擦り切れたり。

ただ、そのままの状態ではあんまり着たくはありませんよね。
かといって、袖口が擦り切れているだけで、他は何とも無いし、捨てるのも勿体無い。

実は、これにはいい方法があるんです。

袖を5mmほど詰める事で、袖口が綺麗に直ってしまいます。

昔の人は、良く修理して着つづけて物ですが、最近はあまり修理をしないのでこの方法を知らない人が増えているんですよね。
詰めると言っても、5mmほどですから、着ていても影響はありません。

これは覚えて置いて損は無いですよ。
ご主人のコートで、袖口が擦り切れているものがあったらぜひ、この期間に直しちゃいましょう。

ではいったいどこでやってくれるか?となりますが、リフォーム屋さんでOK。
また、クリーニング屋さんでも受け付けてくれます。
修理をする前に一度洗った方が良いですから、クリーニング屋さんのほうが楽チンかもしれませんね。

リフォーム屋さんの中には、パートさんを使って、技術の無いお店もあるようです。
そのようなお店で直すと、仕上がりが雑だし、綺麗に直してくれないケースもあります。
事前に、周りの人からお話しを聞いて見てくださいね。

当店でも、お受けしています。
当店で修理して頂く方は、本当の職業は仕立て屋さん。
修理する方ではなくて、作る方が本職なんです。
この人が直すと、どこを修理したの?という位、綺麗になって返って来ます。

これが技術なんだなあと、実感できると思いますよ。
おそらく、うちの仕事しか受けてもらってないと思います。
高齢なのと、本職の方が忙しい方なので、こちらも多少無理を承知でお願いしているんです。

これは余談ですが、修理をクリーニング屋さんに出すときに、同じ地域で周らない方が良いかもしれません。
普通は、その周辺のクリーニング屋さんの修理を一手に引き受けている業者さんがいまして、気に入らないからとか断られたとかでクリーニング屋さんを回っても、最終的には同じ修理屋さんへ行ってしまうので、結果は同じになります。

違う結果を求めたい場合は、当店のように他のクリーニング屋さんと違う業者さんに頼んでいる所か、まったく別の地域でお願いする方が良いと思います。

服は結構修理がきくものです。
直して着るのもいいものですよ。

投稿者 boribori : 23:22 | コメント (0)

2006年07月02日

BBQの準備

今日も雨が降りました。
しかも、かなり強く・・・。

土曜日の予報が変わり、今日こそは雨が降らないかな?と思っていたら、府中周辺はお昼前後に物凄い土砂降りです。

お昼御飯を食べに入ったラーメン屋さんでは雨漏りがしていました。

実は来週の日曜日はクリーニング屋さん関係の仲間と夢の島でBBQをする事になっています。
もう何回目でしょうか。
毎年忙しい繁忙期を過ぎて、労をねぎらう形で開催されています。

最も労をねぎらうだけでなく、今年の傾向、衣類の流行や問題点、販促活動の効果、新しい資材の話などなど、ようは仕事の情報交換も兼ねているんです。

毎年の事ながらお手伝いをさせてもらっているので、今日は買出しの下見に行って来ました。

天気の影響や原油価格の高騰などもろもろあるんでしょう。
今まで無料だったものに値段がついていたり、野菜や果物なども少し割高。
今年はちょっと節約しなければ。

しかし、天気がとても心配です。
もう1ヶ月以上週末は雨が降っていますよね?
天気予報を見ていると雨が降りそうだし。
大き目のタープで屋根を作るらしいから安心なんですが、やはり晴れている所でやりたいです。

今週は仕事の合間を縫って、いろいろと準備をせねば。
忙しくなりそうです。

投稿者 boribori : 23:04 | コメント (0)

2006年07月01日

ドライクリーニングの臭い

本日スーツをお持ちになったお客様の話なんですが、他店でクリーニングして返って来ると、ドライクリーニングの臭いがすると言います。

ドライクリーニングの匂いと言うと、私たちは通常、溶剤の匂いを思い出します。
石油のような匂いなんですね。
灯油に近いものなので、そっちの方は分り易いかもしれません。

しかし、この臭いがすると言うのは本当はいけないんです。
溶剤の残留と言いまして、溶剤が残っていると化学火傷を起こすなどの問題が起きます。
臭いがなくなるまで乾燥をするのが普通なんですが、色々な状況から乾燥不十分でお客様にお渡しをしている所もあるんでしょう。

もし、クリーニングから帰った品物で、このような石油や灯油のような匂いがしたら、着てはいけません。
ハンガーなどにつるし、風通しのよいところで乾かしましょう。
出来るなら人のなるべくいないところで。

溶剤臭の他にもにおいがする事があるのですが、今回の客様が果たしてどちらのことを言ったのか?判断がつきかねています。
ここで何回も書きましたが、ドライクリーニングは非常に難しいクリーニングです。

衣類には優しい、水に洗いに比べてダメージが少ないなど良い所も多いんですが、管理と言う事を考え出すと非常に難しくなります。
乾燥不十分などもその一つですね。

これでもか!というほど乾燥機にかけてしまうと風合いがおかしくなりますし、場合によっては乾燥機の使用を禁止している衣類もあります。
また、乾燥機に溜まっているホコリのせいで乾燥がきちんと行われず、溶剤の残留が起こると言う事も。

ここまで来ると、機械の管理まで入ってきます。

安くやっているチェーン店などでは、毎日扱う量が物凄く多いですから、ホコリや汚れが溜まる量も半端ではありません。
毎日よほど注意しながら、コストをきちんとかけてメンテナンスをしていれば避けられますが、時間もかかってしまう事を考えると厳しいのかもしれませんね。
チェーン店ではどうしても入荷したものを早く仕上げる事に集中してしまいがちですから。

本日いらっしゃったお客様、汗の匂いもあいまって大変だとおっしゃっていましたが、その匂いを消すためにファブリーズをかけているとか。
あまりオススメできません。
一時凌ぎで使うのは良いと思いますが、継続的に使うのなら、定期的に洗った方がいいと思います。
また、暑さが尋常ではありませんから、そのままズボンを穿いていると、直接ズボンに汗が付着して臭いの元になったり破れたりする事もあります。
ズボン下を穿く等、対策は必要になると思います。

ここ数年の暑さを考えてみると、普通に着ているとズボンは傷むだけです。
匂いを消すだけではなく、きちんと汚れを落とさないと毎年ズボンだけ買い換える事になるかもしれません。

対策、考えましょう。

投稿者 boribori : 23:29 | コメント (0)