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2006年03月31日

洗うと目立つシミ

ここ数日、天気が変ですね。
風が強くて冷たいのですが、日差しは暖かく、日に当たっているとぽかぽか、風に当たるとさぶーっという日が続いています。

こんな陽気ですと冬物のオーバーなどが洗うに洗えないと言う人が多いんではないでしょうか。

冬物をお預かりしていて、このしみを取ってください、と言われる事があります。
見るとうっすらとですがシミがある。

とりあえず洗ってみましょう・・・・・、と洗ってみてあらビックリ!
シミがはっきりと浮き出ています。
しかも色も濃くなっているし。

さらに、衣類全体を見渡すとかなりのしみが見えるんです。

皆さん、どういう事か分りますかね?

クリーニングでしみを付けられた?
いえいえ、そうではないんです。
実はこの衣類、しみが多くあったのですが、それ以上に全体が薄汚れていまして、シミが見えなくなっていたんです。

そして、洗って表面の汚れが落ちると、下に隠れていたしみがはっきりと浮き出た、と言う次第です。

実はこういうケースはたくさんありまして、冬物の衣類が遅れるのは一度洗うとしみが浮き出てくるので、再度クリーニングをするからなんですね。

他のクリーニング屋さんでは洗い直しをしてくれない所もあると思います。
でも、うちでは汚れを落とすまで洗いますから、しみや汚れを見つければ、素直に洗い直しになります。

ここが綺麗になるお店ときれいにならないお店の差の一つです。
もちろん、これだけではないんですが・・・。

いかに手をかけているか?ポイントの一つですよね。

冬の間、着続けられた衣類ですから、色々な汚れやシミが重なり合っているんですね。
冬物は、じっくりお時間を頂いて、クリーニングさせて頂けると綺麗になると思いますよ。

明日から4月です。
暖かくなったら冬物の整理を始めましょね。

投稿者 boribori : 23:43 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月30日

普通のクリーニングも宅配でどうぞ!

桜が咲いて、見頃になったと思いきや、夕方から花冷えのようです。
雨もちらほらと降っていましたし、桜が心配になりますね。

衣替えの冬物クリーニングが始まったと先日書きました。
カシミヤクリーニング.COMの方へもご依頼がたくさん来ていまして、誠にありがとうございます。
順次受付をしてメールで返信をしています。
もうしばらくお待ちください。m(__)m

それに伴い、普通の衣類のクリーニングは宅配で受け付けて頂けますか?と言うお問い合わせも多数頂いております。

はい、もちろん受け付けております。
遠慮なく、お問い合わせの上、お送りください。

ネット上でカシミヤクリーニング.COMを立ち上げた時は、カシミヤやアンゴラのクリーニングで困っている人がたくさんいるだろう、と思っていました。
始めてみると、想像していたとおりでたくさんの人が大事なオーバーやコートのクリーニングで嫌な思いをされています。

それと同時に、普通の衣類でも困っている人もたくさんいました。
カシミヤではないですけど受け付けて頂けますか?と言うお問い合わせ、本当にたくさん入ってきます。

カシミヤやそうでないものも、クリーニングの基本は変わりません。
洗う時の守るべきポイントをしっかりと守れば、綺麗に上がるんですが、それすら守っていない業者が多いのかもしれません。

良い仕事とは、結構地味な作業の連続です。
洗剤が良い物を使っているとか仕上げ機がいいものだとか、そういうのももちろん重要ですが、もっともっと小さな作業の一つ一つが仕上がりに大きな差をつけています。

クリーニング屋さん選びで困っている皆様、ぜひ当店へお問い合わせください。
お預かりする前に、相談に乗ります。
不安な事、わからない事、何でも聞いてください。

クリーニングを信用していただけるよう、誠心誠意努力いたします。m(__)m

投稿者 boribori : 22:46 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月29日

説明しています。

先日、若い男性がいらっしゃいました。

クリーニング店を何件も回って回って・・・・、と本当に苦労しているようで、色々とお話しを聞かせていただきました。

身長が高くて細いので、スーツなどもオーダーになってしまうらしいのですが、まともなクリーニング屋さんがなく、次第に縮んできてしまったそうです。

大変だなあ、と思っていると説明をしてくれるクリーニング屋さんはないという話になったんです。

いろいろなお店を回り、受付だけのお店、工場併設のお店、どこに行っても衣類やクリーニングの説明がなかったとか。

うちではちょっと考えられない話なんです。

たとえば、当店なら洗って気になったところや、衣類の特徴など気付いた事はなるべく伝えるようにしています。
そのほとんどは、長く着つづけていっていただくためで、どうすれば傷まないかとか上手に保管できるかなどのアドバイスです。

うちほど話をしなくても、他所のクリーニング屋さんでも少しは話をしているものだと思っていました。

しかし、今回お客様の話を聞いて、ビックリです・・・。

今は衣類の説明をどこも話してくれなくなりました。
たとえば、高価な衣類でも説明もなく、普通に買ってくるなんてことは日常茶飯事です。
クリーニング屋さんでも、ただ預かってそのままお返しして・・・・・。

衣類の大変さを一番分っているはずなのに。

お気に入りの衣類を大事にしたい、と願っているお客様は多いと思います。
販売の方々も、ちょっと説明してあげるだけで、ずいぶんと変わると思うんですけどね。
そして、クリーニング屋さんもプロの立場からアドバイスをして上げられれば、更にいいと思います。

昨日ちょっと驚いたのですが、自分が買ったドレスの素材を知らないと言う人がいました。
本人は高かったなあ、位の印象らしいのですが、その素材はシルク。

これって本当にまずいと思うんですよ。

高価なもので、お客様はきっと長持ちさせたいと思っています。
ポリエステルなど比較的気を使わなくても良いものなら問題ありませんが、シルクなどは色々と注意する所があります。
これを伝えないと言うのは、何かあった時にお客様が困ると思うんです。

いつものように当店で扱い方や保管の仕方などを色々と説明してたら、ビックリしていました。

売っている方が説明をすべきだ、と言う考え方もあると思います。
しかし、メンテナンスをしている私たちにしか分らない事もあると思います。

気付いた時に伝えてあげればいいんじゃないですかね?
それも私たちの仕事のような気がしています。

投稿者 boribori : 19:02 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月28日

良いお店の口コミ!

先日、ここを覗いてくれているお友達に、最近は食べ物の話題が多いね、と突っ込まれてしまいました。(笑)
うーん、確かにそうかもしれません。

出かける用事もあったし、行きたかったお店にいったというのもあったし。

しかし、他の理由もあるんです。
それは、良いお店をぜひ皆さんに知ってもらいたいんです。

集配でいろいろな所を回ると、やめてしまうお店をたくさん見ます。
先日も小金井市や三鷹市、国分寺市などで見かけましたね。
昔からあるお店で、結構良いお店のようで、周辺のお客様に話を聞くと、皆さんビックリされています。

良いお店と言うのは知っているようで皆さん知りません。

その地域で使っている道路やお店は結構限られているので、一本挟んだ道路にあるお店にまったく気付かなかったなんていう例はたくさんありますね。
うちの店は鎌倉街道の大通りに面していて、駅から1分ほどの所にあるのですが、それでも10年間気付かなかったと言われた事もあります。

その地域の事を知っているようで知らないのが現実なんでしょうね。

そこで、近くに良いお店があるんだよ、良い場所があるんだよって、なるべく人に伝える事にしているんです。
本当に良いお店は残って欲しいですし、皆さんに楽しんでもらいたい。
綺麗な桜が咲いていたら、みなさんにぜひ見てもらいたい、そう思うんですね。

自分だけ知っていると言うのもちょっと嬉しいですけど、いいものはやはり共有したいですよね。
そして、自分が知らなかったお店や名所を教えてもらうと、今度は自分でも行ってみるんです。

そして、また皆さんに伝える。

こうして人の和が広がり、良い情報が出来上がっていくんではないかなあと思っています。

今はなかなか人とのつながりが少ないですし、ネットで調べられても自分で意識的に調べないと見つける事すら出来ません。

皆さんもどうですか?
お気に入りのお店、綺麗な桜のある場所、イルミネーションが綺麗な住宅街、色々あると思います。
周りの人に話してみましょう。

きっと喜んでくれると思います。(^.^)

投稿者 boribori : 23:12 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月27日

そろそろ値段で決めるのをやめませんか?

冬物のクリーニングが出始めて、数日が過ぎました。
面白いもので、電話でのお問い合わせも物凄く増えてきます。

そこで、最近気になった電話がありました。

『アンゴラのオーバーなんですけど、いくらですか?』

と言う電話が入りました。
お値段をお答えすると、分りました、とすぐ電話を切られたんです。

別に値段だけ聞いてすぐきったのがどうのこうのと言う気はありません。
値段はとても重要な事ですし、事前に聞いておいたほうが良いと思います。

どこが気になったかと言うと、値段だけでクリーニング屋さんを選ぼうとしている点です。

クリーニングの品質の差はここで何回も取り上げて来ました。
特にアンゴラ製品は扱いが難しく、お店によっては一発でダメにしてしまう恐れもあります。
ですから、余計に、値段だけでなく、どんなクリーニングをしているかも聞いて欲しかったんですね。

今年の冬は寒かったので服を買ったお客様はたくさんいると思います。
カシミヤやアンゴラの製品も多く売れた事でしょう。

物販業のように同じ品物を売っているのならこんな話は書かないんです。
クリーニング業はお店によってバラバラなので、選ばないとせっかくの服がダメになってしまう事があるんです。

どこのクリーニング屋さんもいっしょではありません。
そろそろ、クリーニング屋さんを値段でなく品質で選びませんか?

私は今年の春はクリーニングの事故が例年以上に増えるのではないかと思っています。

カシミヤやアンゴラなどの生地の柔らかい品物が多く流通している事、これらの商品を的確に洗えるお店がそんなに多くない事。

以上のことからも、きちんと消費者が選ばないと事故が増えていくような気がするんです。

きちんと選んでくださいね、クリーニング屋さんも。
そして、周りの人にも良いクリーニング屋さんがあったらぜひ紹介してあげてください。
みなさん、きっと困っていると思います。

投稿者 boribori : 23:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月26日

多摩動物公園の変貌

今日は、多摩動物公園の無料チケットをもらいまして、子供と義理の妹親子を連れて、行って来ました。

二年程前、このブログを書き始めて間もなくの頃に、上の子供を連れて行ったのですが、どうも中に入ると様子が微妙に違います。

入ってからしばらく歩くと、こんな施設あったかなあと言うのがたくさん。
以前は何もなかった所が綺麗に整備されているし、動物の展示施設も綺麗になっているし。
どうもよく見てみると、動物たちも動かしているようです。

特に、オランウータンはビックリしました。
施設が物凄く大きいと言うのもあるのですが、私たちの頭上をオランウータンが綱渡りをして渡っていくんです。

その距離、ざっと50Mはあるでしょうか。
渡った先には、別に自然そのままの形で残してありまして、オランウータンが行ったり着たりしながら遊べるようになっています。

去年、幼稚園の遠足で行っていたはずの嫁さんも中の変貌振りにビックリです。

暖かくなってきていますから、ぜひ一度足を運んでみてください。
ついでと言ってはなんですが、多摩動物公園のさくら情報も。(笑)

園内を歩いてみると、桜の木が結構あります。
テーブルがあったり広場になっていたりするので、花が満開の頃はいいスポットになるかもしれません。
現在は咲いていても2分咲きほどで、ほとんどの桜がまだ咲いていない状態です。
再来週辺りに満開になるんではないでしょうか。

2時近くに多摩動物公園を後にしまして、昼食を取ることに。
何年も前から気になっていたリバゴーシュさんへ行く事にしました。

ここは川沿いにあるお店で、その川には桜の木がずーっと植わっているんです。
ちょうどレストランの中からその桜が見えて、この時期になると予約でいっぱいでなかなか食べる事が出来ないほどの人気店なんですね。

まだ桜が咲いたといっても2分咲きほどだし、大丈夫かなあと思って言ってみると予感的中。
無事に入る事が出来ました。

窓際の席に着いて、パスタをピッツアを頼み、しばし桜を鑑賞。

ほとんど咲いていないだろうなあと思っていたら、ちょうど店の前は五分咲きくらいで、ちょうどいい感じです。
満開の時に着たら、もう気分は最高でしょうね。

それからしばらくしてパスタが来ました。
ここ最近、外食は当たっています。

う、うまい!!

先日食べに行ったフローラさんに負けず劣らずの味です。
ピッツアも食べてみると、これもおいしい。
後から頼んだ生ハムのピッツアなんか絶品ですね。

桜を堪能し、おいしい料理を堪能して、大満足で帰ってまいりました。

ここは駐車場も完備しているので車でも行く事が出来ます。
多分混むでしょうから、予約を入れてから行く事をオススメします。

帰ってくると、クタクタです。
やはり、普段歩かない人間が山道を歩くとダメですね。
今日は早めに寝させて頂きます。m(__)m

投稿者 boribori : 21:07 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月25日

冬物衣類のクリーニング、スタートかな。

桜の花が各地で咲いているようです。

ソメイヨシノも、早い所ではかなり咲いてるようで、どこではもう咲いているとかあそこはまだ早いとか色々と情報が飛び交っています。

さくらが咲く頃は冬物衣類のクリーニングが始まる季節です。
今週の頭に始まるかな?と思っていたのですが、始まらず、今日になってようやく動き出した感があります。

定連さんの中には、冬物を大量にお持込になった方もいらっしゃいます。
冬物の衣類のクリーニングは、着なくなったものからクリーニングに出す、と言うのが基本です。

まとまってから出そうかな?なんて思っているうちに気が付けば5月も後半・・・、なんて事になったら手遅れです。

ためしてガッテンでも言ってましたよね。
汚れやしみが酸化すると落ちなくなるので、それまでに洗いましょうって。

私たちクリーニング屋さんの中では、この冬物衣類のクリーニングの時期の事を繁忙期と呼びます。
一年で一番忙しい時期だからです。
すでに、今日は集配のご依頼も受けましたし、多くて大変だったり、なかなか持っていけないというのがありましたら、遠慮なくお電話くださいね。

話はころっと変わりますが、昨日多磨霊園で、写真を撮って来ました。
5分咲きですね。
週末から来週は見頃になると思います。
また、夜国立に集配で行ったんですが、こちらはソメイヨシノがぼちぼち咲き始めています。
他より若干早いでしょうか。
ここも楽しみです。

多磨霊園の枝垂桜の写真をご堪能ください。

20060324多磨霊園.jpg

投稿者 boribori : 23:37 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月24日

体に合わせた特殊な服

昨日の話の続きになります。

立体的な縫製、と言う言葉を使いました。
人間の体は曲線があります。
その曲線に基づいて、袖や肩などを微妙にカーブさせるととても着やすい服になります。

服の中には、ある特定の使い方をするために、それに合わせた縫製をしている服というものがあるんです。

たとえば、ダンスのタキシードとバイクのライダーのライダースーツ。
これらは一番使いやすいように縫製をされているんですね。

ダンスのタキシードは、普通の服とはちょっと違いまして、躍っている時にシワが出来ないように縫製されています。
女性と組んで、踊って格好よく見せるためのものですから、その時に一番良く見えるようにしているんですね。

ですから、普通のスーツと比べても袖の着き方が違っています。

また、ライダースーツなどはバイクに乗っている時に動きやすいように作られています。
バイクに乗らない状態で、ライダースーツを着ると、歩く事すら大変です。
バイクは乗っていると前傾姿勢ですので、スーツがすでに前傾姿勢なんです。

ここまで特化された服は珍しいですが、体に応じて、必要に応じて、作られているほうが着やすいのは確かですね。

その代わり、仕上げは物凄く大変になりますが・・・。

着やすいスーツなども、ハンガーにかけていると若干肩が前かがみになります。
これが着やすいサインです。

でもやはりいい服を見つけるには、着て確かめるのが一番です。
自分にあった服を見つけられるように色々とためしてみてくださいね。

投稿者 boribori : 23:33 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月23日

疲れる服

コメントをいただきまして、それを活かした内容にしてみたいと思います。

仕立ての悪い服は疲れる、と言うお話。
毎日着ている人だからこそ敏感に分る内容です。

仕立ての悪い服、たくさんありますね。
一言に仕立てが悪いと言ってもいくつもありますよね。

縫い方の問題、生地の問題などなど。

疲れにくい服と言うのは、体に合った服なんですね。
きつくなく、ゆるくもなく。
そして、体の曲がる部分は曲がって作られているととても着易くなります。

いわゆる、立体的な縫製、と呼ばれているものです。

昔は、服を作る時に、仮縫いと言いまして、一度着て体に合わせて詰めたり出したりしたものです。
そうして作られた服は体にフィットするので長持ちするし、着ていて疲れないんです。

もちろん、今はなかなかこういった服は作る事が出来ません。
仕立てる業者さんが少ないですし、高価になってしまいます。
中には、良心的な値段で作ってくれるところもあるのですが、なかなか見つける事が出来ません。

既製品の中に、自分の体にあったデザインをしている所があったりするのですが、そういうメーカーはぜひ抑えておいた方がいいでしょう。

もう一つ、生地の問題で着づらくなることがあります。
これは安い品物に多く見られるのですが、生地自体がきちんと作られていないために、着ている内に撚れてしまうんです。

糸は縮んだり拠れたりする傾向があります。
服にしてしまってそんな現象が起きたら困るので、生地にしてから、地のしと言いましてお湯をかけたりして強制的に縮ませて撚れさせるんです。
縮みや撚れは最初が一番変化が大きいので、強制的にそれらを起こして、変化を少なくするようにするんです。

この、地のしという作業が悪いと、着ている内に、洗っているうちに、形態変化を起こして着辛い服になっていきます。
このような生地はアイロンがけもめちゃくちゃ大変です。
洗えば、ぐちゃぐちゃになってしまうので、それを伸ばすだけでも一苦労。
更にシャツの形に整形するのも、ずれてしまっているので、なかなか綺麗にあってくれないんですね。

確かに買う時はお値段が高いと思います。
しかし、毎日着るシャツ、毎日着るスーツなどですと、あまり悪いものを着ていると、疲れがたまってしまいます。

なるべく長く着ていただいて、ご主人にも協力をしていただいて、ちょっといいものを買ってあげると体にいいと思います。

そういえば、うちのお客様の中に、自分にあった仕立ての服を着ている人がいるのですが、その人がこんな事を言っていました。

『この服は他の服と全然違うんだよ。この服はまるで着ていないかのように軽いんだ。背中に羽が生えているんじゃないかって言うくらい。』

名言です。m(__)m
そして、やっぱり他の人よりもハードに着ているのに、他の人よりも長持ちしているんです。

面白いもんですよね。

投稿者 boribori : 18:05 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月22日

他業種に見るプロの仕事

実は昨日、ケン玉のブログをかいた後に、川崎の方の友達に会いにいったんです。

食事をする事になったのですが、彼がネットで調べておいてくれた、とても気になる天ぷら屋さん。
南武線 向河原駅 徒歩4分の所にある、天富良 森井 さんです。

カウンターのみ11席のお店なのですが、入ってビックリ人がたくさん。
おいしいんだろなあと期待をしつつ、席に着きました。

目の前で上げてくれて、食べさせてくれるのですが、ここでも改めてプロの技術を見て感動です。

店主さんはぱっぱと普通に動くのですが、その手際が非常によろしい。
しかもとても丁寧で、野菜を一つ揚げるのにも細かい包丁を入れます。
きちんと仕事しているんですよね。

そして、一番驚くのが仕事の後の綺麗さ。
一流の職人は、仕事が終わった後も何事もなかったかのように綺麗なんです。

食べながらご主人と話をしていたんですが、修行しているときから仕事しながら片付けもしなさい、と仕込まれたんだそうです。

揚げたての天ぷらももちろんおいしいのですが、ご主人の手際のよさ、動き、すべてが洗練されていると思いました。

しかも、こんなにおいしいのにとても安いんです。
これにもビックリ。
本当にオススメです。
味もご主人も、ぜひ一度行ってみてください。

その後、武蔵小杉にて別の友達と合流。
駅前の居酒屋さんにて、色々と話しをしていました。
ここはチェーン店なのですが、アルバイトの子に差があるんですね。
楽しんでやっている子、だらだらとやっている子、色々です。

楽しんでやっている子は、率先してぱっぱと動きます。
見ていても気持ちいい。

アルバイトであれ、プロであれ、仕事をしているのには変わりがありません。
働く本人の意識次第です。

昨日は、色々な働く人が見れてとても有意義でした。
プロの仕事、やっぱり凄いですよね。

投稿者 boribori : 12:55 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月21日

競技用けん玉

今日は祝日ですが、当店はいつものようにお仕事です。
午前中、集配に出かけたのですが、おおむね空いているのに、所々異常に混む所があります。
お墓参りの渋滞です。
多磨霊園周辺なんかは物凄かったですね。

さて、本題に・・・・・。

何気ないものにプロの技術を垣間見る事があります。

一番上の子がヤッターマンと言うアニメにはまっていまして、ケン玉が大好きになりました。
初めは何かのおまけについてきた小さなケン玉。
次に買ってもらったのが、爺が富士吉田の道の駅で買ってきた民芸品のようなケン玉。

普通にケン玉として使わないので、すぐ壊れちゃうんですね。

で、以前ここをよく覗いてくれているおちさんに、競技用ケン玉なる存在を教えて頂きまして、せっかくだからとライフへ行ってみました。
こんな所にあるとは思いもしませんでしたが、普通に売っているんです。(笑)

で、買って見ることにしました。

家に帰ってから開けて見るとビックリするほど丁寧によく作られています。
玉は本当に丸いし、本体の方もしっかりと出来ていて、何よりも一番驚いたのが、玉と本体の収まりがいいんですね。
皿にぴたっと玉がはまるので、とても使いやすいんです。

子供に混ざってケン玉をやっていてもうまくいかなかったのですが、それが嘘のように簡単に乗っかるしケンに刺さるんですよ。

おちさんの話によると、ちゃんと計算されて作られているので、どこでもはまるように出来ている、との事。

本当に、すばらしいの一言です。

子供のおもちゃにしておくには惜しい。(笑)
何気ない品物の中にも、技術が埋め込まれているんですよね。

当たり前に受けているサービス、当たり前に使っているもの、どれもが簡単ではないという事に気づきました。

人の仕事は簡単に見えます。
でも、本当はそうではないんですね。
みなさんの身の回りにも気付かない逸品が隠れているかもしれません。

ちなみに、競技用ケン玉、1050円でした。

投稿者 boribori : 17:05 | コメント (4) | トラックバック

2006年03月20日

2006年 東郷寺 枝垂桜速報!

府中近辺以外の皆様、ネタがクリーニング以外ですいません。m(__)m
この時期だけは許してください。m(__)m

そして、このブログを読んだ、府中周辺の皆様、急いで東郷寺へ行きましょう。

火曜日の配達が祝日で前倒しになり、今日の午前中に集配に出かけました。
武蔵小金井の駅前に行った後に、ふとまだ早いかもしれないと思いつつ、多磨霊園を抜けて、東郷寺の方へ。

週明けでYシャツの仕上げがあったのですが、大急ぎで多磨霊園の中にある枝垂桜の並木へ寄ってみました。

多磨霊園の枝垂桜はこんな感じです。

20060320多磨霊園枝垂桜.jpg


1分咲きといった感じでしょうか。
まだもうちょっと時間がかかりそうです。

今度は急いで東郷寺へ。
すると、昨日の風のせいか、空が物凄く澄み渡っていて、多磨霊園の駅から東郷寺へ下っていく坂道で物凄く綺麗な富士山が見えたんです。
綺麗な富士山のスポットを思わず発見できて、喜んで下っていくと、8分咲きの枝垂桜が!!

20060320東郷寺シダレザクラ.jpg


もうこんなに咲いています。
で、門と一緒に撮った写真はこちら。

20060320東郷寺枝垂桜.jpg


見事に咲いていますよね。

見るなら今の時期でしょう。
明日調度お休みですし、ちょっと寄ってみるといいかもしれません。

まだ早いかな?と思っていた所で、見事な桜に出会い、今日は気分も晴れやかでした。

投稿者 boribori : 23:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月19日

お宮参り

今日は、お宮参りをしに、大國魂神社へ行ってまいりました。

実は、先月の16日、福永さんとご一緒していた時に、子供が生まれたんです。
福永さんの上京の時に、もし生まれたら今回はあえないかも・・・・・、なんて話していたんですが、まったく変化も無く、安心して福永さんと話をしていたら、電話が入り、無事に生まれたと連絡をもらいました。

そんなこんなでバタバタしていたのもつかの間、一ヶ月たちまして、お宮参りです。

お昼頃に大國魂神社へ到着。
拝殿の右手にある待合所に行くと、2家族ほどいたでしょうか。
嫁さんに手続きをお願いして、子供と待っていると、いろいろな人が着ます。
私たちと同じお宮参りの人、厄除けに来た人、色々です。

20分ほど待っていた所で声がかかり、中に入って行きました。

時間は物凄く早く、およそ15分ほどで終了。
お札とかもらいまして無事に終了です。
ふと、袋の中を見ると、CDが入っています。
今はこんなものもくれるんだなあとちょっと感心しました。
子供向けの童謡集でしたね。

その後、お昼を食べて帰ろうかなと思っていたんですが、伊勢丹は混んでいるだろうし、一度着替えに戻って出直すことに。

すると、ふと上の子がフローラさんでパスタを食べたい、と言い出すのです。

かねてより行きたかったフローラさん。
今まで自分だけ連れてってもらってないフローラさん。

もう行くしかありません。(笑)

オーダーストップ間際に入ったんですが、気持ちよく迎えて頂きまして、早速注文を。
ピッツァとパスタを数種類、あと、まぐろと寒ぶりのカルパッチョを頼んでしばし待っていました。

最初にきたのが、カルパッチョ。
見た目もおいしそうで、早速食べてみると、物凄くおいしい!
期待を裏切らない味です。
そのうち、ピッツァが来まして、これもまたなんとも言えずおいしいんですね。
柔らかいというと変な表現なんですが、柔らかく、おいしいんですよ。
パスタもめっちゃうまかったし、大満足でした。
幅広のパスタがおいしくて、次も頼みたいですね。

今日は一日大満足です。
満足なのはフローラさんへ行ったからか。(笑)
今度、友達連れて行こうっと。

フローラさん、HP持っているんですよね。
フローラさんのHPはこちらです。

ワイン&イタリア料理 FROLA

投稿者 boribori : 23:47 | コメント (2) | トラックバック

2006年03月18日

仕上げづらいスーツ

突然、明日の日曜日にスーツを着ることになりまして、仕事が終わった後に、子供のスーツと自分のスーツを仕上げていました。

子供のはスーツと言ってもまだ4歳ですので、小さく、でも意外としっかりしたスーツです。
ただ、アイロンの大きさに合わないので非常にかけづらい。
こういう時は蒸気と馬を上手に使ってかけていきます。

馬と言われても分りませんよね。
アイロンをかける時に、袖の形をした特殊なアイロン台を使うのですが、その台の総称です。
色々な形があり、袖専用に使ったり、肩専用に使ったりしています。

実は私が一番かけづらいと思っているスーツは自分のスーツなんです。
物凄く大きくて、(笑)、アイロン台には乗っからないし、腰が無いし。
生地の重さがありすぎて、通常の芯地では間に合わないんでしょうね。

しかも、せっかく仕上げてもハンガーが小さいので肩が落ちちゃうんです。
これは非常に悲しい。

仕上げづらいスーツには色々とありますが、大きすぎるスーツは本当に厄介ですね。
もし、自分のスーツを取次店に持ち込んだら、物凄く嫌がられると思います。
機械のサイズには合わないし、きっと全部手仕上げ。
時間はかかるし、きちんと延びないしで、職人でも相当辛い仕上げになるでしょう。

仕上げづらいと言うと、他にもたくさんの種類があります。
生地がちょっと変わっていて、仕上げているのに蒸気でシワができてしまうもの。
生地は縮んでいないのに、縫い糸が縮んでいるもの。
様々です。

いわゆる仕立てが悪いものはやっぱり扱いが大変です。

最近は流行のものなどが仕立ての悪いものが増えて来ました。
でもそれは、不良品というわけではなく、意図的にそう作られているのかな?と思う事もあります。

もし意図的なら、着ている人は着づらくないのかな?とも思うんですけど、どうなんでしょうね?

仕立ては非常に大事ですよ。

投稿者 boribori : 23:13 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月17日

看板が割れた~。(>_<)

昨日の晩から物凄い風でしたね。

夜なんか、電線が風のせいでぶんぶん音が鳴っているし。
風もあそこまで強く吹くとちょっと怖くなります。

そして、その風がとうとう悪さをしてくれました。
お店の前においてある看板が、割れてしまったんです。(>_<)

もともと誰かが蹴ったりしていたらしく、ヒビが入っていたのですが、まかさ風が追い討ちをかけるなんて。

デザイン一新して作り直しです。

暖かくなったり、物凄く寒くなったり、風が強かったり、穏やかだったり。
春に近づいている証拠なんでしょうね。
寒い日も、日差しはとても暖かいので、車の中にいたりすると暖房も要りません。

徐々に冬物がクリーニングに出て来ました。
早ければそろそろ本格的に忙しくなるかもしれません。

投稿者 boribori : 23:11 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月16日

防炎加工も受け付けます。

夏休みや春休みなどちょっと長めの休みが入る頃に、よくお問い合わせをいただきます。

防炎加工、一般の方には余り馴染みがないでしょうか。

読んで字の如し、燃えにくくする加工です。
どんな所で必要かというと学校や幼稚園、老人ホームなどの施設では消防署の指導でカーテンやカーペットなどに防炎加工を義務付けています。

それで長い休みに洗う時に、防炎加工をしてくれるクリーニング屋さんを探すんです。

ところが、この防炎加工をしてくれる業者さんはそんなにいません。
してくれるクリーニング屋さんがいたとしてもかなり高額に。
消防署は簡単にクリーニング屋さんでやってくれますよ、なんて言うらしいのですが、みなさんクリーニング屋さんを探す所から本当に困っているんですね。

何で防炎加工を出来るクリーニング屋さんが少ないかと言うと、防炎加工をするには消防庁長官の認定が必要なんです。
テストを受けて資格をとるのはもちろん、その後防炎加工をする施設にはそれなりの設備が必要で、大きい水槽を持っていなければいけないとか決まり事があります。

防炎加工のお問い合わせが非常に多く、特に幼稚園や老人ホームなどで消防署の人の指導が厳しいために、本当に困っていると言う声を聞くことが多くなって来ました。

そこで新たに、当店でも防炎加工を受け付ける事を決めました!

納期がちょっとかかってしまうので、お急ぎでは受け付ける事は出来ませんが、お受けする事が出来ます。
ぜひ困っているようでしたら、一度御連絡ください。

ただし、注意も必要です。
今は製品の段階で防炎加工をしているものが増えています。
加工をするよりも買った方が安いケースもあります。
買い替えも一つの選択肢として考えて置いてください。

日本防炎協会のHPはこちら。


投稿者 boribori : 23:48 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月15日

Skype入れてみました。

先日、かねてより気になっていたSkypeを入れてみました。
スカイプ、と読むんですが、パソコンで使う電話と考えて頂ければいいと思います。

スカイプユーザー同士なら無料で電話が出来、音質もよく、最大五人まで同時に話すことが出来ます。
音の良さはビックリしました。
何せ、携帯よりも音がいいんですよ。
IP電話も目じゃありませんね。

チャットとしても使えるし、これが無料で使えるなんてと思うと、技術の進歩に驚きです。

しかも、有料ですが普通の電話にかける事も出来るし、受ける事も出来ます。
有料と言ってもかなり格安で、既存の電話の中では一番安いんじゃないかしら?

私のアドレスからスカイプIDを調べる事が出来ます。
今度はスカイプでも質問受け付けられるかなあとちょっとワクワクしてたりして。(^_^;)
もし、話してもいいかなあという人がいらっしゃったら、いつでも声をかけてくださいね。

ここ数日、クリーニング屋さんのお友達同士で、スカイプで何が出来るか?ずっとテストをしています。
とりあえず複数での電話をしてみましたがグッド!
今度は最大の五人でやってみたいと思います。

技術の進歩で出来る事が増えていくのは本当に楽しいですね。

投稿者 boribori : 23:20 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月14日

まだ早かった!

土日とめっちゃ暖かかったし、今年の桜の開花予想が思ったよりも早かったので、集配の途中に、枝垂桜の様子を見に行って来ました。

去年もここに書かせていただきましたが、府中には有名な枝垂桜があります。

東郷寺の枝垂桜。

多磨霊園駅から多摩川の方に下っていって歩いて5分ほどの所に、山門風のお寺と物凄く大きな枝垂桜があります。

枝垂桜はソメイヨシノに比べて少し早く咲くんです。
一昨年は気付いた頃には完全に葉桜で悔しい思いをしました。

で、寒い中様子を見に行くと、まだまだのようです。

でも、赤いつぼみが見えていたので来週辺りには花が咲き始めるのかなあ。

他にも多磨霊園の墓地の中にも枝垂桜の並木道があったり、きれいな所満載です。

2006桜情報、逐一ご報告していきたいと思います。

投稿者 boribori : 23:41 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月13日

皆さん探しているもの。

今日は寒かったですね。
前日の暖かさがあったので、余計寒く感じます。

雪が降っていたから本当に寒かったのかも。

三寒四温の日々が続きます。

さて、この時期、クリーニングのご依頼が増えてくるのですが、その中で多いのが新しく引越しをされてきた方々。
新しい土地にきて、電話帳やらネットやらで調べてきていただいています。

そこである事に気付いたのですが、私が『分らない事やおすすめのお店の情報など知りたかったらなんでも聞いてくださいね。』と言うと、決まってこう言われます。

『良い歯医者さんってありますか?』

そういえば、ネットでも良い歯医者はありませんか?と言うのを良く見かけますね。
歯医者さんはかなり差があるようです・・・・・、これじゃクリーニング屋さんと一緒ですね。(笑)

実際、歯医者さんの場合は治療期間が長かったり、痛かったりと色々とあるようです。

ここ中河原での私のおすすめは、新井デンタルクリニックさん。
当店から中河原駅の方へ3件目の天下一品の二階にあります。

予約の時間通りに始まるし、治療期間も短いし、衛生的だしと、とても評判がいいですね。

この近辺では医者をお探しの方、本当におすすめです。

投稿者 boribori : 23:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月12日

神奈川の展示会へ

今日は日曜日でおやすみですが、午前中から神奈川産業会館で行われている、クリーニングの展示会へ行って来ました。

今年は土日の二日間の開催で、結構人が来ていましたね。

ここでは、資材や機械、中古の機械まで幅広く展示されています。
毎年ちょっとづつですが、新製品も出ていますしね。

11時半頃について、ぐるっと一回り。
買うもののめぼしを付けてから、話に入ります。

やはり展示会でしか話せない話と言うものもありまして、今日は同業の友達がきていなかったんですが、メーカーさんや新聞社さんとお話しをしました。
友達はみんな土曜日に来たようです。
暖かくなってきて段々と忙しくなってきていますが、まだ何とか時間を作ることが出来ます。
きっと、日曜日は家族サービスに当てているんではないでしょうか。

一時ごろに、同業のお友達と合流。
またもやぐるっと会場を回った後に、食事へ行きました。

ここでもまたもや深い話に。
いろいろと今後について相談しながら、目処が立ったという感じです。

展示会も今日で最後でしょうか。
あとは今年の終わりにある東京ビッグサイトでの展示会になるでしょう。

クリーニング屋さんは春の準備をし始めています。
皆さん、そろそろ春が着ますよ。

投稿者 boribori : 22:25 | コメント (2) | トラックバック

2006年03月11日

いつまでに欲しいか教えてください。

先日、急ぎが多いと書きました。
所がもう一つ多い問い合わせがあるのですが、それが、今日出したらいつ出来ますか?と言うお問い合わせです。

今日出したらいつ出来ますか?と、今日中に出来ますか?と言うお問い合わせは、似ているようでまったく意味が違います。
どちらも急いでいると言う事は予想できるのですが、こちらの返答がまるで違うのです。

今日出したらいつ出来ますか?と言われたら、通常のクリーニング日数をお答えします。
つまり、最速ではないんです。

はっきりと今日中に出来ますか?やいつまでに出来ますか?と言われた方がとてもやりやすいんですね。

一日仕上げなどは他の仕事に割り込ませながらやるので、出来る時と出来ない時があります。
ですから、きちんといつまでに欲しいと言って頂いた方が、他の仕事との調整を取れば出来るな、と頭の中で予定を組み立てられるんですね。

もちろん、品物によっては割り込ませる事が出来ても仕上げる事が不可能なものもあります。
どちらにせよ、一度きちんとご相談して頂くのがいいと思います。

お急ぎのお客様がいらっしゃったら、ぜひいつまでに欲しいとお伝えください。

投稿者 boribori : 23:26 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月10日

JAPAN SHOP2006へ行って来ました。

実は、昨日は一日おやすみをいただいて、東京ビッグサイトで行われているJAPAN SHOPを見に行って来ました。

滋賀から友達も来ていたので、一緒に展示会回りです。

すでに何年も通っているのですが、恒例行事となりつつあります。
どんな内容かというと、広告関係の展示会と、建築関係の展示会、セキュリティ関係の展示会、流通関係の展示会、ICカード関係の展示会、フランチャイズ関係の展示会、と複数の展示会が各会場で行われているのです。

その中の一つがJAPAN SHOP。

感想はと言うと、去年とかなり差が出ていました。
電飾関係が見事にLEDに代わっていましたし、去年まで多く見られたラミネートや印刷関係もそれほど多くなく。
一年一年、どんどん進化している感じです。

私たちの業界は、かなり広範囲でいろいろなものが関係していたりします。
今回の展示会はほぼ全部が当てはまりますので、見て来ました。

ICカード関係は非常に目を見張るものがあり、去年に比べて端末が小さくなっています。
日本は小型化するのが上手だと昔聞いたことがありますが、数年でビックリするほど小さくしてしまいますね。

他に面白かったのが、フランチャイズショー。
FC展開をするべく、本部がオーナーさんにアピールしている展示会です。
FCと言うと飲食を思い出します。
確かに飲食店のFCは多くて、会場中良い匂いで充満です。
試食もさせてくれるので、ここにいるだけでお腹が満たされてしまいます。
しかし、そればかりではなく、FC展開している業種は多岐にわたっていますね。
古着屋さんだったり、バイク屋さんだったり。
いろいろと見ているうちに、これもFCだったんだ、とびっくりする事も。
また、新たに別の事業でFC展開をしている会社もあったりで本当に新鮮です。

さすがにクリーニング屋さんのFCはありませんでしたが、コインランドリーはありました。
靴のクリーニングもありましたね。
一生懸命、お姉さんが説明してくれるのはいいのですが、私たちは一応本職なので、その説明がどうもおかしくて・・・。
今どんな仕事をされているんですか?と言われて、クリーニング屋ですというとそこで終わるんです。
お姉さんの気まずい顔が、こちらも申し訳なくて・・・。

そんなこんなで、一日充実した日を送らせていただきました。

クリーニング屋さんの展示会も面白いですが、他の業種の展示会も非常に面白いです。
新たな発見もありますし、自分たちの仕事に持って来れる商材も発見しました。

来年もまた何か見つかるといいな。
今から楽しみです。

投稿者 boribori : 23:40 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月09日

放送のあとに。

ためしてガッテン、見ていただけましたか?
視覚的に分りやすく取り上げていたようで、一般の方には参考になったかと思います。

最近は冬物のクリーニングを遅らせる方が増えて来ました。
下手すると、次のシーズン着る頃にクリーニングをする方も。
番組でも取り上げていましたが、しみや汚れが酸化してしまい落ちにくくなってしまいます。
昔の人の知恵でしょうが、着たら洗ってしまう、と言うのはとても理にかなっているんですね。

番組の内容に関しては、微妙な部分もあるのですが、良かったのではないかと思っています。
と言うのも、収録時間3時間弱でそれを45分に編集しているわけですから、自ずとカットする部分も増えてきます。
途中かなり強引な場面もありましたが放送時間の都合上、全部説明する事も出来ないでしょうしね。

衣類に関しては関係する業界が物凄く多いのです。
単純に見ても、衣類を作る所、売る所、洗う所。
更に作るところは細分化されます。
デザインをする所、糸を作る所、生地を作る所、染色する所、仕立てる所。
かなりの業界が関係しているわけです。

さらに、ここに消費者の着用や保管、洗濯などが入りますから、なかなか原因が分りづらくなっているのが現状です。

今回気になった所がいくつかありましたが、その中でクリーニングから帰ってきたセーターを袋に入れたまましまって置いたらしみが浮き出ていた、と言うものがありました。
確かに、クリーニング後に時間の経過と共に浮き出てくるしみというものはあります。
しかし、今回のものはそれとはどうも別のような気がするのです。
映像を見ていると、どう見ても浮き出たしみに見えない。
クリーニングで落ちていなかったしみのようです。
ここはいささか強引な気がしました。

こういった説明の時に、ドライクリーニングは水溶性の汚れは落ちづらい、という説明が必ず入ります。
落ちづらいのは事実ですが、落ちないわけではありません。
今は、ドライクリーニングで水溶性の汚れを落とす技術が開発されています。
しかし、どこのクリーニング屋さんでも持っている技術ではないのが非常に難しくしている原因なんです。

権威ある先生が話すとそれっぽく聞こえるのですが、学問と現場はやはり違いまして、日々研究して進化をしているんですね。
しかし、先生たちが現場を知っているわけはありませんし、本などを読んで勉強しているんだと思います。
その本には、ドライクリーニングで水溶性の汚れを落とす技術が載っていないので仕方がありません。

一般論として言えば、袋は外した方がいいというのは正解だと思います。
しかし、洗いから包装まで、クリーニング屋さんにはかなりの差があります。
そのお店の仕事の内容で、変わってくると思うのです。

問題なのは、クリーニングを一括りにされてしまって、間違った扱いをしてしまう事だと思います。
クリーニングの方法やしまう場所の環境など、もろもろ考慮しなければいけないものはたくさんあります。

衣類に扱いは、いろいろなものが関係してくるので非常に奥が深いのです。

実習の汚れの落ち方にビックリされた方もたくさんいると思います。
そう、ちゃんと汚れや繊維に合わせた方法でやれば落ちるんですね。
問題は、一般の方にその差が判断できるか?と言う事になります。
ここが一番難しいかも。

全部、完全に、と言うわけにはもちろん行かないと思いますが、当店のお客様の中には一部ご自分でやる方もいます。
適材適所という感じですね。

さて、実はこの実習に出ていた福永さん、私のお友達なんです。
先日一日おやすみをいただいた時に、彼に会って刺激をもらっていました。

ブログに書いたとおりの人物で、ためしてガッテンの収録で東京にきていて、帰りに日一日時間を取って頂いた次第です。

あの実習の成果は彼の的確なアドバイスによるものが多大にあるのも事実です。
それだけ彼の技術はすばらしい。

収録秘話もいろいろと聞きました。
いずれ彼のブログに載ったりするんでしょうか。
今から楽しみです。


投稿者 boribori : 10:43 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月08日

今晩のNHK『ためしてガッテン』を見てね。

おはようございます。
珍しく朝の更新です。(笑)

来週かと思っていたんですが、本日夜8時からNHKのためしてガッテンで、冬物衣類保管術と言う話があります。

NHK ためしてガッテン

段々と暖かくなってきていて、冬物の整理を考え始める頃でしょう。
再放送も来週あるようですから、見逃した方はチェックしてくださいね。

今日は一日かなり暖かいようです。
クリーニングも増えてきていますから、今日一日頑張ります。

投稿者 boribori : 08:40 | コメント (2) | トラックバック

2006年03月07日

良いものは大変だ!?

今日は仕事の途中に、叔父の所へお手伝いに。

片付けを手伝っていた所、汚れたカーテンを発見しました。
かなり良い品物で、厚みもあるし、とても高価な品物です。

ただ、ここ数年洗っていなかったらしく、物凄く汚れています。

このカーテンいいものですね、とおじさんに話し掛けたら、こう言われました。

『良いものはあとが大変だよ。クリーニング代は高いし。』

おっしゃる通りです。
良いものはクリーニング代も高くなります。

ただ、闇雲に高いと言うわけでなく、そこにはきちんとした理由があるのです。
今回のカーテンの場合、クリーニングをすると、かなりのリスクが伴います。

特殊な織り方をしていて、デザインも凝っている。
しかも、生地が厚く、重量もあります。

これが何を意味するか?と言うと、クリーニングした時に変化が起こる可能性が高い事を指すんです。
特に、重量があると言うのはポイントで、カーテンは長期間日光に照らされて生地が弱っています。
丁寧にクリーニングをするのは当たり前ですが、中には自分の重さに耐え切れずに破れてしまう物もあるのです。

特殊な織り方は更に扱いを難しくします。
場合によってはクリーニングして縮んでしまったり、糸が飛び出してしまったり。

このようなハイリスクを伴いながら、問題なくクリーニングをして、汚れを落とすと言う事は非常に難しい事なんです。

ですから、リスクが高い衣類には手が出せないクリーニング屋さんが出てきてしまいます。
よしんば、クリーニングをしたとしても、名ばかりのクリーニングで汚れが落ちてない事も多々ありますね。

ここがいわゆる技術力の差なんです。

言葉で書くと簡単な事ですが、汚れや素材にあわせたクリーニング、本当に難しいですね。

ただ、お客様にもご理解いただきたいこともあります。
それは、特殊な素材は扱いもやはり難しいと言う事。

麻とかカシミヤとか言うとすぐそれだけで高くなる!とおっしゃるお客様がいます。
そもそも、肌触りも段違いで違うこの素材が、ほかのものと同じような扱いでクリーニング出来るわけないんですね。

人の肌にやさしい、と言う事は、素材も更にデリケートだと言う事を覚えておいてください。

良い品物はお手入れも同じようには行きません。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

投稿者 boribori : 23:44 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月06日

あきらめないでね。

特選中河原情報さんを見てご来店くださったお客様がいました。
以前はチェーン店をご利用されていたとの事。

お預かりした衣類を見ながら、お話しをしていると、襟元の汚れを見ながら、こう言います。

『去年洗ってもらったんだけど、全然落ちなかったのであきらめています。』

確かに汚れているけど、あきらめなくても良いんじゃないかなあ?とその時は思いました。
そもそも、最初のクリーニングでもっと落ちたはず。
で、どんなお店に出していたかときくと、聞いて落ちない理由も納得。

母にも言われていましたが、クリーニング屋は選ばないといけません。

特選中河原情報さんを見て、もっと綺麗になるかな?と思ってお持ちになられたと言う話ですから、 期待を裏切らないように頑張ります。

でも、仕事しながら考えていたんですが、もしかするとクリーニングにあきらめているお客様はかなりいるんじゃないでしょうか。
何度洗い直しをしても落ちないでいたりすれば、あきらめもするでしょう。

きちんと仕事をするクリーニング屋さんもあるんですけどね・・・。
そういえば、去年からこのような質問を良くされました。

『どこまで綺麗になるんですかね?』

今思うと、それだけお客様はクリーニングに不安を感じていたのかもしれません。

汚れは種類だけでなく、生地の種類や染色、時間の経過などもろもろの影響を受けます。
そのため、簡単に綺麗になるよとは言いづらいのが現状です。
なるベく、分りやすくお伝えするように心がけていますが、まだまだのようです。

少しでもお客様の不安が取り除けるよう、これからも説明をしていきたいと思います。
お客様ももし分らない事や不安な事がありましたら、遠慮なくお聞きください。
よろしくお願いいたします。

投稿者 boribori : 22:02 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月05日

郷土の森~梅まつりは激混み!!

今日は天気も良かったので、いろいろと子供を連れまわす事にしました。

予定では、午前中、郷土の森で子供と梅を観賞、そのまま広場でしこたま遊ばせてどこかで昼食。
その後、車で移動中に寝てもらい、お買い物をして帰宅、と言う感じです。

しかし、その予定はいきなり崩れ去りました。
10時半頃、郷土の森へ行くとすでに駐車場が満杯。
入れる隙間もないし、外から見ても園内には物凄い人だかりです。
これはダメだと思い、すぐさま予定変更、お買い物へ出かけました。

スーパーへはすんなりと着いたので、読みが当たったな!と喜んでいたのもつかの間、中に入ってこちらも物凄い人出です。

今日は天気は良いし、ぽかぽか暖かかったので皆さん出かけたんでしょうか。

頼まれていたもの、仕事に必要なもの、自分が食べたいもの(笑)等など、一通り買いましてレジへ。
何とかレジを通りつつ、買ったものをしまうために自宅へ一旦帰って来ました。

結局、自宅で軽く昼食を取り、少し休んでから3時ごろに再度郷土の森へ。
この時間帯なら空いているだろう!と思い、駐車場につくと、空いてはいるもののかなり埋まっています。
おかしいな?と思いつつ、園内へ行くと・・・・・、ビックリするほどの人・人・人です。

今まで何回も郷土の森へは行きました。
イベントにも行きましたが、こんなに人がいたのは見た事がありません。

梅がちょうど見事言う事、天気が良くて暖かだったと言う事、今まで梅が咲かずに待たされたと言う事、いろんな要素が絡んでいるんでしょう。

さらに、郷土の森の努力もすごいものがあります。
イベントが目白押しで、中に入ると今日の園内でのイベントのタイムスケジュールをもらえます。
大道芸人が道で芸を披露しているし、人力車が走っているし、屋台も出ているし。

これだけあれば本当に楽しめますね。

中に入って原っぱで遊ばせたあと、茶屋で鯉の餌を買おうとしたら、売り切れ。
団子も売り切れ。
梅ソフトも売り切れ。
タイヤキも売り切れ。

ね、人が多いってこれだけでも分るでしょ?

鯉の餌がないなんて今まで経験した事がないですもの。

仕方がないので、ジュースを買ってしばらくぼーっと休み、いつものように焼き芋を買って帰って来ました。

しかし、梅は今が見頃でしょうね。
綺麗に咲いています。
あと数週間で桜も咲くでしょうから、もしかすると梅と桜が同時に見れるかも。

ちょっと楽しみです。

郷土の森 梅まつりは21日までやっています。
ぜひ、行ってみてくださいね。

投稿者 boribori : 17:30 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月04日

この時期はちょっと難しいですね。

気温を見るとまだまだ寒いのですが、日差しは暖かくなり、体感的にもそう寒さを感じなくなりつつあります。
そろそろ春がくるんでしょうね。

この時期、ちょっと難しい時期に入っているんです。
何が?と言うと、クリーニングした後に、着るかどうかで。

2月の始めにアウターを洗った方は、ちょうどいいんですが、この時期に洗うと微妙になります。
段々と暖かくなってきていて、厚手のオーバーをあと何回着るだろう?と思いませんか?
数回しか着ないとしても、汚れは確実につきますし、そのまま一年も放置しておけばかび臭くなったり、襟や袖が黄色く変色してしまいます。

私たちが、仕舞う時は洗ってからしまってくださいねと言う理由の一つです。

代わりの服がないのなら仕方ありませんが、そうでないのなら今クリーニングした厚手のコートやオーバーは、そのまま仕舞った方が良いと思います。
早い方は、徐々に冬物の整理をし始めています。
一気に片付けるのは無理ですが、一枚二枚と、徐々にクリーニングしてしまうと本格的な衣替えの時期にとても楽。

でも、まだ真冬の寒さがくる日もあると思うので、一枚は残しておくのも鉄則。

こう考えてみると、やはり一月後半から二月頭くらいに一度中間洗いをしておくと、ちょうど良く切り替えられるんですね。
昔の人の知恵はすごいものです。

今年は今ごろ梅が咲いていると言う不思議な陽気ですが、さくらは例年どおりのようですから、きっと急に暖かくなるんでしょう。

天気予報を見ながら、出すタイミングをきっちり狙ってくださいね。
暖かくなると、カビも生え出しますよ。

後一月もすれば桜が咲くと思うとワクワクします。
また、去年のようにここで桜の写真をアップしますね。
お楽しみに~。

投稿者 boribori : 23:17 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月03日

制服のクリーニング代は会社で持ったほうが良いんじゃないかな。

先日、某デパートの店員と言うお客様がご来店されました。
制服が出たのですが、聞く所によると自費でクリーニングをするのだとか。

ここ数年、厳しくなってきて自費で制服などをクリーニングするようになって来ました。
そのせいか、制服を着ている人を見ていると、あまり綺麗でない制服が多くなってきています。

制服を着るような場所ですと、汚れもご家庭で落ちるような汚れではないんですね。
事務仕事をしていたりすればインクの汚れがつきますし、店員さんでも物を抱えたりする関係で汚れが移ります。
しかもその汚れがかなり頑固だったりするわけです。

裏方の仕事ならまだしも、お客様と接するような仕事に使う制服は、会社の方で何とかしてあげた方が良いのではないでしょうか?
私はクリーニング屋という職業柄、出かけて制服を見るとどうしても汚れやアイロンをかけてあるかをじーっと見てしまう癖があります。
仕事柄も知れませんが、やはり制服が綺麗でないとあまり気分がいいものではありません。

逆に、制服が白くて綺麗だと、とても好印象なんです。
なんと言うか、行き届いている感じがするんですね。

ある意味、制服はその会社やお店の顔なんですよ。

そう思うと、制服のクリーニングは必須で、会社で持ってあげたほうがいいものなのではないかな?と思うんです。

クリーニング代は、ご家庭でも会社でも必要経費として考えられる事が少ないのが現状です。
しかし、服は着れば汚れるのが当たり前ですし、長持ちさせるため、不快感を与えないためにも必要なものだと思います。

会社によって、負担の仕方にはいろいろあります。
全額負担をしている所、部分負担をしている所、様々です。

日頃一生懸命頑張って働いてくれている社員さんに、気持ちよく働いてもらうためにも、少し考えてみませんか?

投稿者 boribori : 23:26 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月02日

何で綺麗になるの???

先日、数年前に引っ越されたお客様がご来店されました。
引っ越されたと言いましても、同じ府中市内で、引っ越された後もたまにクリーニングのご依頼とかあったんです。

今回お持ちになったのが白いダウン。
大分汚れてました。

今年は、なぜか汚れが目立つような気がします。
大体襟の汚れと連動するものなんですが、今年のは襟汚れよりも裾の汚れや全体的な汚れが目立っているように思います。
薄汚れている感じでしょうか。

それだけ今年は寒さが厳しく、着用の回数が多いのかもしれません。

まだ着るのでなるべく急いで欲しいと言うご依頼でしたので、お預かりしてからすぐに洗いへ。
こちらはいつも通り、汚れを落とすように洗い、いつも通りの乾燥工程へ。
汚れの具合を見ながら再度洗い直しをしました。

さすがに2回洗うと、物凄く綺麗になります。

お約束の日にお渡しをすると、こうおっしゃいました。

『うちの近くのクリーニング屋さんに出しても綺麗にならないのに、何でここで洗うと綺麗になるの?』

そりゃ、不思議ですよね。
そのお店もクリーニング屋さんですし、うちもクリーニング屋さん。
衣類を洗う事を仕事としているし、使っている機械もそう大差ないはずなのに・・・。

ここでも何回も書かせて頂きましたが、クリーニング屋さんは本当に千差万別なんですね。
驚くほど綺麗にならない所もあるし、ビックリするほど綺麗になるお店もあります。
だからこそ、お客様が選ばないといけないんです。

今回のダウンも綺麗にならないまま着つづけていたら、どうなっていた事でしょう?
ダウン本来の暖かさはなく、汚れている所から擦り切れていき、ダウンが中から出てしまうかもしれません。

綺麗にしておくと言う事は本当に重要なんですね。

どうせ洗うのなら、一回で綺麗にしたほうが良いに決まっています。
良くないクリーニングは衣類にも良くないですし・・・。

綺麗になるお店とならないお店がある、その事を覚えておいて良い店を選んでくださいね。


投稿者 boribori : 22:47 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月01日

綿のコートの汚れ

綿のコートがクリーニングに出始めました。
仕舞うためではなく、汚れがひどいのでクリーニングに持ち込まれるようです。

綿のコート、よく汚れますよね。
結構ハードに着るので汚れ方も半端じゃありません。

襟なんか真ッ黄色ですし、これ落ちるのかな?と思ってしまう方もいるでしょう。

でも、落ちるんです。

もちろん綿素材なので、襟汚れなどは落ちても白っぽくなります。
これは、着用中の擦れで白くなっているんですが、汚れているためにそうは見えないためです。
しかし、汚れを落として、襟元に特殊な加工をすると、あら不思議。
買ってきたときのような張りと艶が出るんですね。

この特殊な加工は当店だけのものですから、他じゃあまりお目にかからないかもしれません。
と言うのも、この加工に使う薬剤は、当店オリジナルのものをメーカーに作っていただいているからなんです。

綿のコートやポロシャツ、麻のシャツなどの襟などにちょうど良い艶と張りを与えてくれます。

綿のコートはまだまだ、先が長い衣類です。
今ごろ一度クリーニングしておくと、傷みも少なく着る事が出来ます。

でも、どこのクリーニング屋さんでも綺麗にしてもらえると思うと、ちょっと違います。
綿素材は、大量にさばくようなクリーニング屋さんでは汚れを落としきれないかもしれません。
それだけ手間がかかるんですね。

クリーニングをするときは、しっかりとお店を選ぶようにしてくださいね。

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